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アイルランドいち住みやすい街、ウェストポート

アイルランド西部のウェストポート(Westport, Co. Mayo)に滞在して、クロー・パトリックに登ったり、グリーンウェイをサイクリングしたりして楽しく過ごした3連休。
思えばこのウェストポートでのミニ・ホリデーは、コロナ禍初年度の2020~21年の年末年始に計画していたものでした。制限が緩和され始め、これで流行が収束すると思った私たちは、クロー・パトリックの山頂からご来光を拝み新しい年を祝いましょう!と計画。ところがクリスマス帰省で人流が増えたとたん、再びウィルスが蔓延。制限が再導入され、中止に追い込まれたのでした。(代わりにダブリン湾で初日の出を拝み、それはそれで楽しかったのですが)
翌年2021年の夏に再び計画するも、今度は一緒に来る予定だった友人のお姉さんが4人目のお子さんを身ごもり(!)、メンバー不足で中止に。
そして今回、新たにメンバーを募り、3度目の正直でついに実現したのでした。(ちなみにそのお子さんは、この旅行の直前に無事に誕生しました)

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ウェストポートの名物パブ、マット・モロイズ(Mat Molloy's Pub、チーフタンズのマット・モロイさんが経営するパブ)前にはためく、赤&グリーンのカウンティー・メイヨーの旗。夏のアイルランドはGAA(ゲーリック・アスレティック協会。国技のゲーリックフットボール、ハーリングなどを統括する組織)の大きな試合がほぼ毎週末にカウンティー対抗で繰り広げられるので、GAAが盛ん、かつ、勝ち上がっている地域では各カウンティーの旗を多く目にすることに。カウンティー・メイヨーも例にもれず、あちこちにはためていました!

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ウェストポートの町の広場、オクタゴンには聖パトリックのモニュメントがそびえます。聖パトリックはほとんどの場合、大司教の帽子をかぶって表されますが、この柱の上の聖パトリック像は珍しく、大司教になる前の羊飼いの少年時代のパトリック。右の足元に羊、左手の杖には後にクロー・パトリック山頂で退治することになる蛇がからみついています(台座には聖パトリックの生涯が)

人口7000人ほどのウェストポートは、アイルランド西海岸の自然スポット探索の起点として人気ですが、観光客だけでなく、アイルランド人が住んでみたい、と憧れる町でもあります。
1980年代より行われているタイディ・タウン・コンテスト(Tidy Town Contest、アイルランド国内の市町村が景観や清潔さなどを競うコンテスト)で2000年代に3度優勝という偉業をなし、住民意識の高さで知られるほか、アイリッシュ・タイムズ紙が行った「アイルランドいち住みやすい街(Best Place to Live in Ireland)」でも2012年に一位に選ばれています。
私がこの街を訪れたのはかれこれ10年ぶりくらいだったかと思いますが、伝統的なパブや古くからある地元商店に今どきのおしゃれなカフェやレストランが混在するライブリーな街であることは、当時から変わっていないように見えました。街行く人の年齢も3世代が混在。健全なコミュニティー、自然と伝統、今どきのトレンドが程よく混在した街なのでしょう。

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滞在中2日間とも、ディナーは街のレストランで。食後は数件のパブをはしご。写真はようやく日が暮れ始めた夜10時半頃。西海岸の夏の夜はダブリン以上に長いのです

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パブからの帰り道、やっと暗くなり、街を流れるキャロウベッグ川(Carroweg River)にかかる橋はパープルにライトアップされていました

居心地の良いホテルやB&Bも数多くありますが、今回は友人と4人で3ベッドルームのタウンハウスを3日間借りて滞在。レストランやパブへ歩いて行けて値段もリーゾナブル、機能的かつデザインも驚くほど素敵で、こんな家に住みたいわ~と誰もが憧れるような家でした。
夏の間にもう一回来たいね、と大家さんに空き状況を確認しましたが、残念ながらすでに予約でいっぱいとのこと。

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素敵なリビングルーム

そんなこんなで久しぶりのウェストポートを楽しみ、この夏、お客様をご案内して再訪する予定もあるので、ちょっとした下見にもなり良かったです♪
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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