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お城のふもとのフレンチ・ビストロ、シェ・マックス

ダブリン城の入り口に面したフレンチ・レストラン、シェ・マックス(Chez Max, Palace Street, Dublin 2)。昨晩ずい分久しぶりにここでディナーをしました。

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いかめしいダブリン城の石の門とは対照的に、ここだけプチ・パリ♪

いっときこのレストランがお気に入りで、よく来ていたものです。ダブリンにまだレストランが少なくて、あっても高級なお店ばかりで、カジュアルにお茶したりランチしたり出来るところが限られていた時代のこと。(お茶するのもパブだった!笑)
当時はレストランと言えばフレンチが主流でしたが、こういうビストロ風のカフェ兼レストランはあまりなく、ここはとびきりおしゃれで気の利いたお店でした。ダブリンに居ながらにしてパリの街角にいるみたい~と、仲良しの女友達と夢心地だったことを思い出します。
過去ブログをさかのぼると、2007年に松井ゆみ子さんとここでディナーしたとあります。ブログのタイトルは「ダブリンでパリジェンヌになれるレストラン!」(笑)。
お店のHPによるとオープンは2005年。お茶やランチでなくディナーするのは初めて…と書いているので、オープンして間もない頃にちょくちょく来ていたんだなあ。
最後に来たのがいつだったか覚えていませんが、昨晩はたっぷり7~8年ぶり…だったのでは。

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店の裏手の居心地のいいテラス席にて。フレンチ・ジャーナル風のメニューも当時から変わっていません

やはりフレンチと言えば、フレンチ・オニオン・スープでしょう。最近のダブリンのレストランはアイルランド産の食材を活かした創作料理が主流なので、クラッシックなフレンチのメニューがかえって新鮮に思われました。

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トーストされたパンとチーズをたっぷり入れて…

メインディッシュはステーキを。90年代にフランスによく行っていた頃、町のビストロで食べる分厚くないステーキ&チップスが好きでした。ここのステーキはまさにその感じで、嬉しい。

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8オンスのリブアイステーキは、トロトロ&ジューシーなアイルランド産。やっぱりこの時期はビーフがおいしいですね(冬に脂をたくわえるので、春~初夏の肉はおいしいのです)

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ご一緒したお友達のカモ肉のコンフィもおいしかったとのこと。チェリー・ソースがたっぷり

オープンから17年、時流に左右されることなくクラッシックなカジュアル・フレンチを貫き、安定の味と評判を保つシェ・マックス。懐かしさも伴って、あらためてファンになりました。
ディナーが2コースで35ユーロ、3コースで40ユーロというのも、今どきのダブリンのシティセンターのレストランとしては良心的。
しばらくご無沙汰していたけれど、これからはまたちょくちょく来ましょう、と思ったのでした。

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デザートにはカフェ・グルマンを。コーヒーに数種類のプチ・スイーツを合わせたデザートをフランスではそう呼ぶそうです。マカロン、チョコレート&レモンのタルト、クレームブリュレをちょっぴりずつ♪
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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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