ダブリンのシティセンターに、ニット好きなら心ときめく素敵な毛糸屋さんがあります。
その名もディス・イズ・ニット(
This is Knit, South William St. Dublin 2)。ファッション、小物、カフェ、レストランなどが集まるパワーズコート・タウンハウス・センター(
Powerscourt Townhouse Centre)の一角にあります。

店の入り口。パワーズコートはタウンハウスの名の通り、もともと貴族の町屋敷だった建物。18世紀にウィックロウのパワーズコート本邸を所有していたウィングフィールド子爵が町の別邸(タウンハウス)として建てたものです
店に一歩足を踏み入れると、上質でカラフルな毛糸がいっぱい。

見ているだけでも楽しい!

北西部ドネゴールのスタジオ・ドネゴール(Studio Donegal)のツイード糸。ドネゴールの自然の景観からインスピレーションを得たという色彩

この糸と編み針で編んだらこういうのが出来ますよ、というサンプル

ボタンが可愛い!これをつけたいがために裁縫しようかな、と思ってしまう(笑)
私自身はニッティングはしないので、お店を訪ねたのは日本のニット好きの友人に毛糸を持ち帰るため。
狭い店内でひとつひとつ糸を探すのは大変なので、事前にネットで希望のメーカー&色をオーダーしておき、お店でピックアップしました。

きれいに袋に入れて準備しておいてくれました。この素敵な糸から何が生まれるのか…ワクワク♪
ちなみにこのお店の毛糸は、日本へも発送可能だそうです。毛糸は軽いから、送料もそれほど高くないかも…ですね。
アイルランドには羊はたくさんいますが、その多くが食肉用。ニット製品に使用される毛糸は、スコットランドから輸入したものであることが多いです。
近年「メイト・イン・アイルランド」にこだわって毛糸も国内で生産するメーカーが増え、それに伴い小売りされる毛糸玉にもアイルランド産のものが増えました。
以前は、アイルランドを旅して羊をたくさん目にしたお客様が、毛糸を買って帰りたいんです、とおっしゃっても、売ってるところがあまりなくて…とお答えせざるを得なかったのですが、今はこのお店をご紹介出来るのでありがたいです♪
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