サーカ(
Circa, Terenure Rd North, Dublin 6W)という、こだわりのレストランでディナーをしました。
ダブリン市街地から4~5キロ南のテレヌア(Terenure)にパンデミック前の2019年にオープンした、アイルランドの食材をコンテンポラリーにアレンジした創作料理のお店です。

ミシュランガイド推奨。大きな看板もなく、さりげない店構えに、ここがそうとは気がつかずについ通り過ぎてしまったほど

シンプルでモダンな内装のこじんまりした店内。店の裏手にガーデン・エリアもあるよう
メニューは季節により変わり、今は春のメニュー。3コースのアラカルト・メニュー(55ユーロ)もありますが、せっかくなので10コースのシェフお勧めのテイスティング・メニュー(70ユーロ)をいただくことに。

始めの4品(3人分です)。手前から時計周りに、ポン酢をかけた牡蠣、IPA風味のソーダ・ブレッド、ヤギのチーズ&赤カブのソース、タラのコロッケ風&味噌入りアイオリ

5品目はタコ。タコの下の黒いツブツブはモルシージャとのことですが、要するにブラックプディング(血のソーセージ)ですね
6品目はベジタリアン・ディッシュで、ニンジン&ネトルのペースト。7品目は口直しのオレンジ・シャーベットで、ジンをふりかけてくれました。(どちらも写真撮り忘れました)

いよいよメインディッシュの8品目、エイヒレのソテーががとても美味しかった!付け合わせは赤キャベツ、カリフラワー、ロマネスコ(ブロッコリーの一種)

そして2つ目のメインディッシュとなる9品目はカモ肉で、付け合わせは白アスパラガスとドライトマト

いよいよ最後、10品目のデザート。さっぱり&サクサクのルバーブの上に、甘~いホワイトチョコレートのアイスクリームとハニーコム。このあとプティフールとしてチョコレートが出されてフィッシュでした
牡蠣、エイヒレ、カモ肉といったアイルランド産の高級食材を主役に、ネトルやブラックプディング、ルバーブといった昔からアイルランドの家庭で食されてきたものをひとひねりして脇役に。
タコや白アスパラ、ロマネスコ、ポン酢など伝統的ではない食材も加わり、お品書きを見ながらひとつひとつ味わうのが楽しいメニューでした。
共通の知人を介して知り合った素敵なご夫妻とご一緒したのですが、このレストランもお2人が提案してくださいました。
おしゃべりも弾み、旬のお料理でお腹も満たされ、豊かな春のひとときでした♪
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