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ウィックロウ・ウェイを歩く(オールドブリッジ~グレンダーロック)

全長131キロのハイキング・ルート、ウィックロウ・ウェイ(Wicklow Way)を完歩すべく、昨年から歩き始めたという友人カトリン。
カトリンはこのルートの地元ウィックロウ県在住。コロナ禍で移動や社交が制限されていた昨年、これを機会に近所の景勝地を楽しもう!と始めたそう。はじめはカトリンひとりで歩いていたそうですが、制限が緩和されるにつれ友人フィリップが、そしてまた一人、二人…と仲間が増え、昨日は私も混ぜてもらいました。

現在アイルランドには40を超える「国定標識トレイル(National Waymarked Trails)」があり、国内の山や森、牧草地の間の小道など全長4000キロをカバーしています。ウィックロウ・ウェイは1982年、その第一号としてオープンした記念すべき、そして最もよく知られるハイキング・ルート。
ウィックロウの山を愛したヒルウォーカー、J.B.マローン(J.B. Malone、1913–1989) さんにより開拓されたもので、「J.B.マローン記念の石(J.B. Malone Memorial Stone)」からの眺めはウィックロウ・ウェイの中で最もいい景色のひとつとして知られています。
※過去ブログ参照→ロック・テーからジャウス山へハイキング(ウィックロウ)(2021年10月)

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国定トレイルの道標は黄色の「ウォーキング・マン(Walking Man)」として知られますが、カトリンとフィリップは「エルビス」と呼んでいます。エルビス・プレスリーの「曽」が4つ付くお祖父さんがウィックロウの農夫だったから!笑

ウィックロウ・ウェイの完歩には通常5~7日かかると言われており、宿泊しながらいっきに歩くことも可能ですが、そこは地元ならではの強み。カトリンは13区間に区切られている131キロのルートを、1ヶ月に一回くらいのゆる~いペースで歩いています。
昨日歩いたのはその第5区間「オールドブリッジ~グレンダ-ロック(The Old Bridge~Glendalough)」で、歩行距離10キロ、高低差350メートルというルートを総勢7名で一緒に歩きました。

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オールドブリッジというので橋が出発点なのかと思いきや橋はなくて、ルート上の目印としての地名でした。早春のウィックロウの野山を鮮やかに彩るハリエニシダ(gorse)の花の道♪

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アイルランドのウォーキング・トレイルによくあるゲート越え。羊など家畜が外に出ないよう、ゲートを開けずとも越えられるようステップがつくられています

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木製のステップを踏み台にしてよっこらしょ。西の方へ行くと、これが木ではなく石になるんですよねー

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山とヒツジ、これぞザ・ウィックロウ。お母さんにまとわりつくように飛び跳ねるヒツジの赤ちゃんが可愛かったです💓

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友人フィリップが撮ってくれたこの写真、気に入ってます♪お弁当の入ったリュックサックを背負ってテクテクあるく私、まるで遠足に来た小学生のようだ(笑)

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広々とした荒野があるかと思えば、森の中の道も

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グレンマクナス川(Glenmacnass River)を渡ります。1万年前に氷河によって運ばれた巨石がゴロゴロ。泥炭地を流れてくるので水の色が茶色いですね

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橋の上でポーズ!たまたまポートレート仕様になっていたのでそれらしい写真に(笑)

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ここがおそらくルート上でいちばん高いポイント。黄色いハリエニシダと常緑樹の向こうに、目指すグレンダーロックの2つの湖が見えてきた!

途中、それぞれが持ち寄ったサンドイッチやおやつを食べて、森の中で30分程ランチ休憩しました。それも含めて約3時間で10キロ歩き切り、終点のグレンダーロック(Glendalough)へ到着。到着したら絶対に99コーン(=ソフトクリーム)を食べる!と私が豪語していたので、友人スティーヴンがみんなの分を買ってくれました。ありがとう!

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昨日も夏のような晴天、こんな日は99コーンを食べずして何を食べるというのでしょう!グレンダーロックの修道院跡地入口にあるケヴィンズ・コーン(Kevin's Cone)にて。ここのものはアイルランド1、2を競うおいしさです!→食べたら長生き出来るかも?…ケヴィンズ・コーン(グレンダーロック)(2018年7月)

かつては日本からのお客様をお連れして頻繁に来ていたグレンダーロックですが、コロナ禍ですっかりご無沙汰していました。
友人たちがみな、「ナオコ、懐かしいでしょう。ガイドして!」と盛り上げてくれて、すっかり嬉しくなり、ハイキングの締めくくりはナオコガイドの史跡案内となりました!

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いつ見ても美しいグレンダーロックのラウンドタワー。ダブリンの街もそうですが、今やここもすっかり観光客が戻って来ていてにぎやかでした

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ハイクロスに抱きつく私とカトリン。両手を回して指先が着いたら1年以内に結婚できる!と言われていますが…2人ともまだまだ難しそうですねー(笑)(両手の指がついたら〇〇は諸説ありますが、私は常にこの説を採用しています!)

昨日は本当は大西洋にサーフィンに行きたかったのですが、潮の満ち引きの時間帯が合わず、断念。その代わりに素晴らしい青空とウィックロウの山の空気を満喫し、友人たちとの楽しい時間を過ごすことが出来ました。
最後まで山より海がいい~とグズグズしていた私を、一緒に行こうよ!と誘ってくれたカトリン、フィリップ、スティーヴン、ディヴィッド、ありがとう。

来月は1泊2日でキャンプしながら、第6区間と第7区間を歩くというカトリンとフィリップ。ひょっとしたら、私もまたジョインさせてもらうかも、です♪
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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