一昨日、ガソリンを入れようとスタンドへ行くも、目に入ってきた価格表示がにわかに信じられず、これは夢かもしれない…と思って給油せずに通り過ぎたのですが…。夢じゃなかった!

当地での運転歴17年にして、価格の数字が「2」から始まるのを初めて見ました!
D(diesel)が軽油で、U(unleaded)がレギュラーガソリン。194.9/202.9の意味は、1リットル当たりの価格が1.949ユーロ/2.209ユーロということ。料金の高い方がハイオクです。
普通は軽油の方がガソリンより安いのですが、なぜか同じ。

以前は、私の車にレギュラーガソリンを満タンにすると60ユーロ台でしたが、いつからか70ユーロ台になり、今日はついに80ユーロを突破
ガソリン代の高騰はしばらく前から始まっていて、昨年のある時までは1リットル当たり1.5ユーロ台位だったはず。1.6ユーロ台、1.7ユーロ台…とじわじわ値を上げ、(ロシアのウクライナへの攻撃が始まってからの)この1週間余でいっきに1.9~2.0ユーロ台に。
物価の変動に疎い私でも、さすがに「2」の数字にひるみ、今日は給油の手がふるえました。😱
これまでガソリンに関しては必要経費…と目をつむってきましたが、今や(少なくとも私には)贅沢品となりつつあることを実感。かつてのように片道200キロ走って日帰りでサーフィン、ルンルン…なんてことをしていたら、あっという間に破産してしまいそうです!
光熱費も値上がりし、それについては政府より近々、一世帯につき200ユーロのクレジットが支給されるという話です。
ガソリン代の高騰についても運送業者が悲鳴を上げ始めているとのことですから、何らかの対策が取られるでしょうが、輸送コストが上がり、さらなる物価の上昇…か。
コロナ禍という長いトンネルをようやく抜け出し始めたと思ったら、今度は世界がとんでもない方向に向かい始めています。心を広く寛大に、でもお財布の紐はぐっと締めなくては!(←後者、苦手…)
【3/11追記】この後、レギュラーガソリンの価格も2ユーロ台にまで上昇しましたが、アイルランド政府が1リットルあたり軽油は15セント、ガソリンは20セントの物品税削減を決定し、翌日より実施。本日同じガソリンスタンドで、レギュラーガソリンの価格は1.8ユーロ台になっていました。
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