白銀の世界でのスケート休暇から戻り、アイルランドの緑の大地でいつも日々が始まりました。
今や世界の関心事は新型コロナから、ロシアのウクライナ侵略へ。あまりのことに、待ち望んだコロナ収束も大手を振って喜べない心境ではありますが、本日よりアイルランドでは公共交通機関や小売店、学校など屋内でのマスク着用義務が解除となり、ポスト・コロナの世界へさらに足を踏み入れることとなりました。
1月下旬のほぼ全ての制限解除から、さらに緩和された項目を以下に挙げておきます。
●2月28日(月)~
・屋内でのマスク着用義務、解除。公衆衛生のアドバイスとして、公共交通機関、医療関係の場所では(義務ではないが)着用すると良い
・学校でのフィジカル・ディスタンス、解除(ポッドというグループでの行動システムも解除)
・PCR検査は、55歳以上の症状のある人、基礎疾患のある人などのみが対象。
・症状はあるがPCR検査の対象でない場合は、症状が出てから48時間自己隔離しなくてはならない。
・濃厚接触者は、無症状であればワクチン接種の有無にかかわらず、検査不要。(家庭内感染の恐れのある医療従事者をのぞく)
…など
※参照
At a glance: What restrictions will lift on Monday?(RTE News)、
【新型コロナウイルス関連情報】2月28日以降の措置(駐アイルランド日本大使館)…など
アイルランドで最初の新型コロナ感染者が確認されてから、今日で丸2年となります。この2年でまるでパブロフの犬のごとく、屋内に入る時には誰もが反射的にマスクを付けるようになったので、今後は要りませんと言われてもまだもう少し自発的に付けていたい人も多いよう。
私も公共交通機関ではまだ着用すると思いますし、中学高校の先生をしている友人も教室でまだ外したくないと言っていました。
日本も明日3月1日から、水際対策が緩和されるようですね。指定国・地域からの入国で、ワクチン未接種の場合は3日間のホテル隔離&施設での検査なのに、ワクチン接種者は自主隔離を3日間にしたい場合は自費で自主検査…というのが少々腑に落ちませんが。(ワクチン接種のメリットがあまり感じられない)
こちらでは海外旅行する/したことで隔離…という概念がもうないので、日本が今も入国にPCR検査陰性が必要であることも含め(そして到着時にまた検査!)、なかなか気持ちがついていきませんが、今回の緩和で少しは日本からも海外へ出やすくなるといいなと思っています。

ダブリンのあちこちでサクラ咲く。冬に咲く寒桜の種類のサクラが各所で満開です
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