ついに明日に迫ったスケート大会。→
Ice Marathon開催地のクオピオに到着してからの2日間、会場となる湖上でのスケート練習を楽しんでいます!

カチカチに凍った広大な湖にトラックがつくられていて、多くの人がスケート、バイク、橇やウォーキングを楽しんでいます

我らがチーム、「ダブリン・ジャイアンツ」の唯一のチームメイトのヤマダさんと。頑張るぞ~!
私が出場するのは25キロの部ですが、最長距離種目はなんと200キロ。かなり本格的なすべりの人もいることでしょう、素晴らしいスケーターたちの滑りが目の前で見られるのも楽しみです。
今回、ロングディスタンス用のスケート靴というのを初めてはきました。どのようなものか全くわかっていなかったのですが、ブレードはスピードスケートのように長く、でもそれほど薄くなくて、驚いたことになんと踵が固定されていないので、足を動かすごとにカチャ、カチャと音がするのです。

靴はスピードスケートとは違って足首は固定されていますが、フィギャアやホッケー靴のように固くなく、内側に温かいレーヤー付き(今日は雪が降り、氷がすっかり覆われていますが、凍った湖上に立っています)

スケートのレンタル屋さんにて。オーナーのイエンスさんはノルディック複合で3度の冬季オリンピックに出場したというオリンピアン。私の故郷で開催された長野オリンピックにも出場されたそう
この2日間、コンディションは決して良いとは言えず、昨日は強風、今日は雪。気温が0度以上になり氷の表面がところどころ溶け、ガタガタになったり、穴が開き出したので、つんのめって転ぶこと複数回。それも天然の氷ならではの醍醐味で面白かったです。
そんなコンディションのせいか練習している人も少なく、人の少ない氷上にうっすら積もった雪をかきわけて滑るのがなんとも幻想的でした。風の音、そしてスケート靴のカチャカチャだけが響く中を滑るのの楽しいことと言ったら!
自撮りした動画ですが、雰囲気だけでも味わっていただければ幸いです。
スケートの合間には町のマーケットでクオピオ名物のカラクッコという魚のパン包みを食べたり、地元の人たちに混じって湖畔のサウナ体験をしたり…と、フィンランドの休暇を満喫しています。誰もがフレンドリーで温かく、非常に親日的。カタコトの日本語を話してくれたり、日本に関係する話題をもちかけてくれたり。
大会関係者の方々も、たった2人の日本人参加者である私たちにちょいちょい声をかけては歓迎の意を示してくださり、その気遣いに感激しきりです。
そしてダブリンでは、親しい友人たちが私の大会出場に大盛り上がりのよう。スケートにあまり馴染みのないアイルランド人たちにとって、私がスケート大会に出るために海を越えたことはちょっとしたスキャンダルでした(笑)。
「明日の大会、頑張って!」、「ナオコ、WIN!(勝って!)」(by 友人の4歳の子)、「SKYニュース観てるからね!」(←もちろん冗談です)…などなど、たくさんのメッセージが届き、気分はすっかり世界大会出場か、ひと足遅れのオリンピックか(笑)。
湖上の25キロは未知の世界ですが、チームメイトのヤマダさんはもちろん、皆さんのサポートのおかげで頑張れそうです!⛸

明日、頑張りま~す!

明日履くスケート、ゼッケン、そして大会オーガナイザーのEsaさんが出来たてを特別にプレゼントしてくれたアイスマラソン・ブランドの記念コーヒー
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