「沈んでるパブ(sinking pub)」のニックネームで知られる路傍のパブ、ロチェス・パブ(
Roches Pub, Co. Kildare)へ行ってきました。
ダブリンから車で30~40分、キルデア県ネース(Naas)近く。牧草地に囲まれた田舎道に、それこそ妖精の住まいかのような風情で忽然と現れる、知る人ぞ知る名物パブです。

うわ、入口がかしがってる!右側に「沈んで」いますね…

これで建物のサイズ感が伝わりますでしょうか。「小人の家」っぽいですよね(笑)
19世紀創業の田舎のパブらしく、店内もレトロな雰囲気満点。日曜日の昼間とあって、家族連れ、常連さんらしき男性グループ、若い男女…とあらゆる年齢層の人たちがランチをしたり、パイント片手におしゃべりに興じたり、TVでスポーツ観戦したり…楽しそうに集っていました。

天上にチョークで名前を記すのがお決まりだそう。隙間を探すのが大変なくらいびっしり

私もチョークを渡されましたがまったく届かず、カウンター内に入れてもらい、空瓶のケースを踏み台にして…

なんとか「NAOKO」と書き記しました!真ん中ちょっと下あたり
パブの裏手にはグリル・シャック(The Grill Shack)というレストランがあり、地元で人気のお食事処でもあります。3年程前にステーキハウスとして増設されたそう。

ログハウス風のおしゃれな建物

巨木がそのまま店内に!
名物は石焼ステーキ。職場の同僚たちと総勢9名で大きなテーブルを囲み、じゅうじゅう音を立てながら運ばれてきたステーキをみなでがっつり食べました。

フィレ、サーロイン、リブアイなどのステーキに3種のソース、サラダ、チップス付き

私はリブアイを。熟成肉が主流の街のレストランとは違い、つい昨日まで近くの牧場にいたかのような野性味の残るフレッシュなお肉。トロトロの食感と、甘みさえ感じるアイルランドのグラスフェッド牛のおいしさにあらためて感激しました💓
レストランは要予約。少人数だったらこちらでオーダーしてパブのテーブルで食べることも可能なようです。
ダブリン近郊で田舎のパブが楽しめ、おいしいステーキも堪能できる良いスポットが発掘出来て嬉しい。きっとまた来ると思います♪

3種のデザートをちょっとずつ盛り合わせたミニデザート・プレート。お皿が可愛い
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