FMまつもとの旅と音楽の番組「Hickory Sound Excursion」に再び出演させていただきます!
ダブリンを舞台にした映画について、DJの久納さんと2週にわたって語らせていただきます。題して「シネマの中のダブリン」、今週はその第一弾として、『ONCE ダブリンの街角で』(原題:Once、2006年公開)です。
Hickory Sound Excursion#305 - 17FEB2022 ▶ 山下直子さん - シネマの中のダブリン vol.1 『ONCE』2022年2月17日(木)19:30〜20:00
FMまつもと(長野県松本市 79.1Mhz)
※ブラウザ/アプリプレイヤーより国内どこからでも聴取可能です!→
こちら低予算で仲間内で製作した映画が、
なんとアカデミー賞を取ってしまった!という、まさに(アメリカンではなく)アイリッシュ・ドリームを体現したジョン・カーニー監督の出世作。
放送内容はネタバレありなので、映画を見ていない方はぜひこの機会にご覧いただくことをお勧めします!
(アマゾンプライム等で日本語字幕付き配信あり)
私も今回の収録にあたり、久しぶりに見直しました。公開から15年という月日を経て、この作品はもはや「名作」の域に昇華しましたね。今見ても新鮮ですし、これまではなんとも思わなかったシーンにおいおい泣けた…。
誰にもでありそうで、なさそうで、夢物語のようでいて、リアルで。こうして時間が経ってみて初めて、とてつもない普遍性を備えた作品だったんだなあ、とジョン・カーニー監督のセンスと才能にあらためて拍手を送りたくなったとともに、ダブリンの街を「名作」の中にとどめてくれたことに感謝の想いがこみあげました。
当時、日本での公開にあたり、複数のメディアの方々が当地に取材に来てくださいました。主演のグレン・ハンサード&マルケタ、ジョン・カーニー監督のインタビューに立ち会ったり、ロケ地マップの制作をお手伝いしたりしたこともあり、『ONCE』は個人的に思い出深い作品です。
そのときのことや、ロケ地についてまとめた当時のブログをここにリンクしようかとも思いましたが、どれも2007~2008年とあまりに古い記事のため、今回のラジオ放送後にでもあらためてロケ地をまとめてご紹介しようと思います。変わった場所もあるけれど、多くの場所が今もダブリンに健在です!
(当時のブログはそのまま公開していますので、ご興味ある方は、「ブログ内検索」で「ONCE」とでも入れていただければ出てくるかと思います)

映画に出てくる掃除機修理屋さん。今もちゃんとあるかな、とふと気になり、今日ジョギング途中に前を通ったらありました!(Hoover Repair Centre, Harold's Cross Road, Dublin 6)

掃除機修理屋さんのそばにあるハロッズクロスのケルト十字架。ダブリンバスの中で掃除機の歌を歌うシーンで、窓の外に映っています
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コメント
Reico
2022/02/19 URL 編集
naokoguide
そうなんです、16年も前なんて信じられないですよね。ついこの間のことのよう。
グレンのコンサートに行かれたんですね、あの穴の開いたギターで演奏したのかな(笑)。
DJの久納さんがとてもリラックスさせてくださるので、ベラベラとおしゃべりしてしまって…。お聞き苦しかったかしら、と反省していました。楽しんでいただけてほっとしました!
ありがとうございます💓
2022/02/20 URL 編集
Reico
2022/02/21 URL 編集
naokoguide
グレン&マルケタにインタビューしたのは日本でのコンサート後だったんですが、そのときもやっぱり、穴のあいたギターを持参していました。新しいのをもらっても、古い方がお気に入りだったのかな。
楽しんで聞いていただけて嬉しいです。次回のシングストリートの回では、例の謎が解明(?)されます。以前にReicoさんがおっしゃっていたリジーの…!
編集によりその部分が含まれていない可能性もあるのですが、もしなかったら、あとでまたお知らせしますね!
2022/02/21 URL 編集