日本も徐々に水際対策の緩和が進み、アイルランドから日本への入国後の待期期間が10日間から7日間に縮められましたね。(最初の3日間は依然として指定ホテルにて待機)
日本からのアイルランド入国については以前より待機義務もなく、
1月初めより、ワクチン接種済であれば陰性証明の提示も再び不必要となっていますので、この夏のご旅行がかなり現実的なものになってきたと言えましょう。
日本の入国後の待機ルールがさらに緩和されることを見込んで、春以降にアイルランド旅行を計画されている団体・個人のお客様も増えてきまして、ありがたいことに少しづつお問い合わせをいただけるようになってきました♪
上述の通り、アイルランドに来るにはワクチン接種証明があれば高額の料金を払って事前にPCR検査を受ける必要はないのですが、本日2月1日より、その証明書の有効期限を270日(9ヶ月)とする新しいルールが導入されましたのでご注意を。
ファイザー、モデルナなど2回で接種完了となるワクチンは2回目の接種日から、ヤンセンは1回で接種完了なので初回接種日から270日です。
日本では昨年夏~秋にかけて多くの方が初回ラウンドを接種完了したことと思いますので、仮に9月1日に接種済でしたら、おおよそ6月1日に期限切れ。日本からアイルランドへのご旅行は6月~9月が多いので、いざ行きましょうと思ったら有効期限が過ぎていた!なんてことになりかねません。
ブースター接種は無期限なので、それまでにブースターを打って証明書のアップデイトが出来れば問題ないのですが、日本では高齢者の一般接種がやっと始まるかといったところのようですから、この夏の観光シーズンまでにどれだけの方が無期限のワクチン証明を手に入れることが出来るのかはなはだ疑問…。
期限切れだと入国出来ないわけではなく、その場合は到着前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明があれば良いのですが、国によって入国ルールが様々で、しかもこうして地味にひっそり新ルールが導入されていたりするので、アイルランドに来ようとしたお客様が知らずにうっかり…なんてことになりやしないか…と老婆心ながらも先走った心配をしてしまいます。
詳しくは在アイルランド日本大使館発表の、こちらの文書の「2 国際渡航」をご参照ください。→
【新型コロナウイルス関連情報】1月22日以降の行動制限、国際渡航時のワクチン証明書の有効期限(1月24日発領事メール) (在アイルランド日本大使館)
おかげ様でアイルランドは
感染対策の制限がほぼ全項目緩和されて約10日が経ちますが、リバウンドの兆候もなく、マスク着用以外は極めて平常通りの暮らしとなっています。
かと言って、コロナ以前の日常が戻ってきたわけではなく、いろいろなことが大きく変わりました。みなで長いトンネルをせっせと歩き抜けて、新しい国にやってきたかのよう。
振り返ると、なんだかこの2年間が夢だったかのようです。

Happy St. Brigid's Day!暦の上では今日から春、スノードロップ(マツユキソウ)も咲き始めました♪近所の公園にて
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コメント
Wada
アイルランドへの入国規制の新情報ありがとうございます。
日本でのワクチンの追加接種は徐々に進んでいます。
自治体にもよりますが、2回目から7ヶ月以降で、ファイザー製に執着せずモデルナ製を選択すれば接種できる機会は十分にあるようです。
私も2月中には3回目を接種予定なので安心しています。
残るは、日本政府の鎖国的政策がいつ解除されるかですね。
経済界からも強い要望が出されているので、オミクロン株の流行の収まりが見えれば改正されるのではないでしょうか。
2022/02/04 URL 編集
naokoguide
日本はもうひと波こして、ブースター接種が6割くらいになったら、ウィルスと共生できると実感できるようになるのではないかと思います。
2回目から7カ月ですか、長い。こちらは3ヶ月なので。
いずれにしても鎖国的な政策からマインドセットが変わっていくことを願うばかりです!
2022/02/05 URL 編集