アイススケート熱が高じて、ついにマイシューズを購入。
週末はまたもや連日スケート三昧し、さすがに疲れて今日は全身ガクガクです(笑)。

子どもの頃、オランダを舞台にした『銀のスケート靴』という物語が大好きでした。銀じゃないけど白いスケート靴、嬉しい!⛸
新品のシューズを質の良い氷の上で試したくて、SSEアリーナ(
SSE Arena, Belfast)の一般開放日に合わせて、再び国境を越えてベルファーストへ。
アイルランド唯一のアイスホッケー・チーム、ベルファースト・ジャイアンツのホーム・アリーナです。
※関連過去ブログ→
ベルファースト・ジャイアンツのホームでアイス・スケート!(2021年12月)/
北アイルランド和平の象徴、ベルファースト・ジャイアンツのアイスホッケー観戦!(2021年12月)

ご一緒したヤマダさん&タクミ君と。朝いちばんのセッションだったせいかいつもよりすいていて、プロ仕様の素晴らしい氷上を存分に滑ることが出来て満足
はるばる北アイルランドのベルファーストまでスケートに行くなんてクレージーに聞こえるかもしれませんが、ダブリンとベルファーストは車でほんの2時間程の距離なので、移動が苦ではない私にとっては十分日帰り圏内です。
ただ、高速道路が開通する以前は4時間くらいかかっていたように記憶しています。
ダブリン~ベルファーストを結ぶ高速1号線(M1)が国境を越えて貫通したのは2007年の夏。思えば、紛争時代から北アイルランドに駐屯していた最後のイギリス軍が国境沿いの町ニューリー(Newry)を引き上げ、完全撤退したのがそのタイミングでした。
当時のブログを見ると、
「変わり行くアイルランド」(2008年8月)としてそのことに触れていました。
あの頃、アイルランド全体が大きな変化のうねりの只中にあることをひしひしと感じていたなあ、と懐かしく思い、久しぶりに高速道路から旧道に降りて、かつての「国境」を通過してみました。高速道路では車を停めて写真を撮ることが出来ないので、今も時々、お客様をここへお連れすることがあります。

ダブリン~ベルファーストを結ぶかつての国道1号線。道路中央のアスファルトの切れ目が南北アイルランドの国境で、左が北アイルランド、右がアイルランド共和国。小さな小屋はかつての税関の名残りです(Ravensdale付近にて)
イギリスのEU離脱で、この国境線の平和が守られるのか心配された時期もありましたが、こうしてフリーボーダーが維持され、気軽に行き来出来る世の中が続いているのはありがたいことです。
国境を越えてスケートに行くなんて、少し前のアイルランド/北アイルランドでは考えられなかったなあ、と感慨深い気持ちになりました。

車窓を流れる「緑のアイルランド」。M1の国境付近はとくに景色がいいです
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