レストラン激戦区のダブリンのカムデン地区で、かれこれ10年以上定評を保つビストロ風レストラン、カムデン・キッチン(
Camden Kitchen, Dublin 8)。
パンデミックですっかりご無沙汰していましたが、昨晩友人たちと久しぶりにディナーへ。以前からお気に入りのレストランでしたが、肩の凝らない居心地の良さと、洗練された素材のチョイスとおいしさにあらためて感激しました。

シティセンターと住宅地の境い目あたりの路地にたたずむ、知る人ぞ知るレストラン

店内にかけられた白馬の絵が印象的。早い時間の予約だったので静かな時間に店内に入りましたが、食べ終わる頃には満席でした

スターターにはハドック(タラの一種)のコロッケを。付け合わせのシャキシャキ野菜のサラダとのコンビネーションが絶妙

メインディッシュはウィックロウ産のワイルド・ベニソン(鹿肉)を。ほかにロースト・ダック、タラ、ニョッキのチョイスがありましたが、テーブルについた5人が5人全員がこれを注文し、みんなで野生肉をモリモリ♪
お肉の下から、オレンジ色の分厚いホッカイドウ・カボチャ(日本のカボチャ)の輪切りローストが出てきたのもサプライズでした。こうした付け合わせ食材が通りいっぺんでないところも楽しい。

デザートはやっぱりチョコレート・フォンダン!ここのフォンダンは比較的軽めなので、がっつりメイン・ディッシュをいただいた後でもおいしく食べられます。ベイリーズ風味のアイスクリーム添え
今どきのダブリンで、メインディッシュがすべて20ユーロ代という値段設定も良心的。量も多すぎず、最後までおいしく食べられました。
ちなみに、
金曜夕方に出された突然とも言える政府の「緩和宣言」により、昨日からレストランでのCovidサート(ワクチン接種証明)の提示がなくなり、営業時間も通常通りに。
入店するや否や、うわ~、ほんとにCovidサート見せてくださいって言われなかったね!と友人ともども感激。
そして、時短終了によりナイトライフが復活し、若者たちが続々と街に繰り出していました。私たちが食事を終えた頃はまだまだ宵の口で、さらににぎやかになりそうでした。
そうそう、パンデミック前のダブリンの週末夜はいつもこんなふうだった!今度こそ逆戻りすることなく、このままトンネルを抜け切りたいものです。
※過去ブログ→
カムデンの知る人ぞ知るグルメ・レストラン、カムデン・キッチン(2014年2月)
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