先日作った、
アイルランドの海藻食代表、カラギンモスのブラマンジェがあまりにおいしくて、やみつきになっています。
カラギンモス・ブラマンジェのことを「『赤毛のアン』とアイルランド」についてのオンライン講座でご紹介したところ、新潟名物の「えご」に似ていますね、と感想をお寄せくださった方がありました。さすが海藻食先進国のジャパン、類似のものがちゃんとあったんですね。
「えご」の原料はえご草という海藻で、近年収穫量が減っていることから「幻の食品」になりつつあるのだとか。
※参照→
越後のえご(いのかいHP)海藻を煮溶かして固めるという作り方はカラギンモス・ブラマンジェとほぼ同じですので、それぞれ代用できそう。
辛子酢味噌やわさび醤油で食べるのが主流だという「えご」ですが、食べ方のバリエーションとして、
えご草を使った水ようかんのレシピが紹介されていたので、早速カラギンモスで代用して作ってみました。

カラギンが溶けてドロドロになるまで、弱火で煮溶かします

煮溶けたらざるでこし、あんを練り混ぜてプリン型へ。あんはわざわざ作ることはせず、アジア食材店で買った井村屋のあずき缶を使いました

冷蔵庫に数時間おいたら出来上がり!(横に添えた乾燥カラギンは写真用。このままで食べられません・笑)
前回ブラマンジェを作ったときに海藻が少な目だと感じたので、今度は多めに入れたところ、磯の香がプンプン。水ようかんというより、甘さ控えめの海藻あずきゼリーみたいな味と食感に出来上がってしまいました。う~ん、思っていたのとちょっと違う…。
ところが日が経つにつれ海藻臭がなりを潜め、甘さとねっとり感が増してきたのです。
作ってから4日目くらいがいちばん美味しく、ちょっとモチモチした練り水ようかんのようになりました。満足♪
次は完全セイボリーの、カラギンモスで作る「えご」を作って酢味噌で食べてみたい。
まだまだ続きそう、私のカラギンモス・ブーム!(笑)
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