1月中旬にピークを迎えると言われ続けていたオミクロン株による感染者増ですが、ここ数日、緩やかに減少傾向にあります。入院や重症者の数も増えたり減ったりで、急激な増加はないとのこと。このまま落ち着いていくのでしょうか。
昨日より感染者及び濃厚接種者の行動制限のルールが変わり、さらに緩和が進められました。
感染者は隔離期間がこれまでの10日間から7日間に、ブースター接種を完了している人は濃厚接触者になってももはや自己隔離しなくて良いことに。
昨今の感染者増で、感染または濃厚接触者に指定されたことで仕事に行けない人が続出。医療関係はもちろん、レストランや小売店など現場に行かないと成り立たない職種が人手不足に陥り、業務に支障をきたしている状況を改善するためです。
以下、変更された主な内容です。
※参照→
At a glance: Changes to Covid isolation, testing rules (RTE News)
●1月14日~
【濃厚接触者の行動制限】
ブースター接種完了→なし(これまでは5日間)+医療用またはFFP2マスクを10日間着用すること
ブースター接種未完了→7日間(これまでは10日間)+定期的な抗原検査
【陽性反応が出た場合の行動制限】
7日間(これまでは10日間)
さらに、PCR検査がひっ迫していることから、検査方法も下記のように変更になりました。精度の高いPCR検査は、重症化しやすい中高年以上のみが対象者となります。
●1月14日~
39歳以下→抗原検査で陽性反応が出た場合、PCR検査を受けずとも感染確定とみなし、HSEの専用サイトに自己申告する。そこで申告された濃厚接触者には、政府より抗原検査キットが無料で郵送される。
アイルランドは新規感染者の数値はヨーロッパの中で高い方ですが、重症化率は低い方なのだそう。検査件数が多いことや、ワクチン接種率の高さが功を奏しているのでしょう。
そして、
入国時の陰性証明提出義務の撤廃といい、ブースター接種証明のデジタル化の敏速さといい、制限するばかりでなく、一日も早く通常の暮らしを送ることが出来るよう、政府がバックアップしてくれている感があるのが嬉しい。
制限が解かれていくということは、政府の管理を少しずつ離れ、自己管理可能な状況になってきたということでしょう。
今や抗原検査でセルフチェックするのが日常化しており、私も自宅に検査キットを常備するようになりました。
クリスマス前後に需要が高まり薬局からしばし姿を消していましたが、再び出回るように。自宅の在庫が残り1個になってしまったので、買い足しました。これでしばらく安心です(笑)。

今のところ1個4.5ユーロ位…と安くはないのですが、安全と健康には変えられません!
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