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感染者が「津波」のごとく急増するも、もはやあまり怖くない…

WHOが言うように、ヨーロッパは今、再びコロナウィルスの「津波」に見舞われています。
イギリスやフランスなどで新規感染者が過去最多数となっていますが、アイルランドも例にもれず。
12月半ば頃までは5000人前後だった感染者数がクリスマスに10000人に達し、えっ~と驚いていたら、昨日は過去最多の16000人、そして今日はいっきに20000人越えに。
PCR検査のキャパシティーを完全に越えてしまい、症状が出ていても検査を受けらない人が多くいるため、実際の感染者は数字よりずっと多いと見込まれています。

ただ、こんなに感染者が多くても、人々は冷静。ブースター接種も優先順位が30代にまで降りてきていますし、1年前のデルタ株の「津波」の時のような恐怖感はもはやありません。(あの時はまだ誰もワクチンを受けていなかった!)
重症化しにくいと言われるオミクロン株の性質とワクチン接種率の高さのせいか、今のところ病床もさほどひっ迫していないようですが、分母が大きくなれば重症者も増えるため、政府はしきりに社交の機会を減らすように、大晦日に集まってパーティーをしないように呼びかけています。
とは言え、制限を強める動きは今のところなく、それどころか来週以降、陽性反応が出た場合の隔離期間が現状の10日から7日に縮められるよう。多くの人が感染したり濃厚接触者となり職場に来られず、レストランなどがスタッフ不足で開けられない事例が増えているからです。

PCR検査もキャパシティーを増やすために、来週から39歳以下は、抗原検査でセルフチェックをして陽性反応が出た場合でないと受けられないことになるよう。
今や自宅でセルフチェックするのも日常的となり、感染力の高いオミクロン株の出現以降、私も検査キットを常備するようになりました。
クリスマスに知人宅を訪ねる前にチェック、友人とアイススケートに行く前にチェック、そして昨日から喉の痛みと微熱があり、もしやコロナか…とドキドキしながらチェック。線が一本の陰性反応を確認して安心して出かけたり、人と会ったりするのですが、今やこれがなかったら何を根拠に自分が感染していないと言えるのか、感染していても無症状かもしれないのですから。

今回の「津波」のピークは、1月初週からの10日間だと見込まれています。
私の喉の痛みと微熱はただの風邪のようで、すでに良くなりかけてきていますが、免疫が弱っているということには違いないので、昨日と今日は友人との予定をキャンセルして家にこもっていました。(せっかくの休みなのに…😢)
ブースター接種もしたし、抗原検査キットも補充したし、出来ることはしたと思うので、今回のピークもなんとかやり過ごし、元気に新しい年をスタートさせたいものです。

wintergardening1221
このところお天気がすぐれませんが、気温は日中10度前後とマイルド。この一年、ほとんど休みなしに咲き続けている軒先のシクラメンとサクラソウ
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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