Nollaig Shona Duit!(アイルランド語でメリー・クリスマス!)
ホワイト・クリスマス…ならぬ、ダブリンはウェット・クリスマスです。(冷たい雨と風…)
今年も、友人ディヴィッドのお母さん手作りのプラムプディングをいただきました。
クリスマスプディングともいい、お酒に漬け込んだドライフルーツ、各種スパイス、ラム酒やウィスキーをたっぷり入れた、蒸して作るクリスマスのお菓子。
しばらく寝かせて熟成させた頃が食べ頃なので、ディヴィッドのお母さんは毎年クリスマスの数週間前に何十個も作り、親戚縁者にプレゼントするのを習わしとしています。
これまでも何度かいただいていますが、このディヴィッド・ママの手作りを食べたら、市販のものはもう食べられなくなっちゃう。世にもおいしいプラムプディングです!

じゃーん!ずっしり重くて、包みを開けたとたん、部屋中に甘~いお酒の香りが。ディケンズの『クリスマス・キャロル』にも出てくる、イギリス、アイルランドのクリスマスの定番菓子です
どうしても食べたいデザートは食後まで待たず、食前に食べてしまうべし。お腹いっぱいになってしまうと、デザートまでたどり着けないので。
しかもクリスマス当日はご馳走がいっぱいなので、クリスマス・イブの昨晩、フライングして最初の一切れをいただきました。

通常、ブランデーソースやカスタードなどを添えて、温めていただきます。私は、近所のケーキ屋さん特製のウィスキー入りカスタードをたっぷり目にかけて…
しっかり甘いけれど、甘すぎず、おいしさが喉に身体にしみわたる~。これぞクリスマスの味。
ディヴィッド・ママ、ありがとう!今年も自分のママには会えないけれど、お母さんの味をお裾分けしていただいた気分。心の底がじーんと温かくなりました。

いたずら好きなエルフも狙ってる!きれいなプディング型、切り分ける前の底の直径は20センチくらい。ワンマン家族にこんな立派な一体を下さり恐縮です!
アルミホイルでしっかり密閉しておけば数ヶ月は持つとのことですが、あまり熟成が進み過ぎないうちに食べた方がおいしいと思う。以前に、保存していたものをイースター(3月~4月)に切り分けて食べたことがありますが、少々とうが立ってしまったかのような風味を感じたので。
さて、今日はこれから、地方に住む友人家族を訪ねます。
長距離ドライブに備え、ひと切れのプディングをいただいてお腹と心を満たしてから出かけようと思います♪

クリスマスの準備が整いました。ラッピングしてラベルをつけて、子どもたちへのプレゼントも準備万端です♪
※関連過去ブログ→
UKのロックダウン、季節外れのプラムプディング、など…(2020年3月)
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