グラフトン通り(Grafton Street, Dublin 2)のクリスマス・ライトが例年より早く点灯されたのに続き、ダブリン市主催の「ウィンター・ライツ(
Dublin Winter Lights)」フェスティバルも12月を待たずしてすでに始まっています。
シティセンターの主要な建物を、環境にやさしいLEDライトを主に使用してプロジェクトマッピング等で点灯するダブリンの冬の風物詩。4年目となる今年は点灯箇所が増やされ、市内21か所がイルミネーションされています。(2022年1月1日まで開催)
ダブリン市のHP掲載のウォーキング・ルートを頼りに、早速「ウィンター・ライツ」めぐり。21か所を一度にまわるのは大変なので、まずは自宅に近いエリアから。

ギネス工場の一画、クレーン・ストリート(Clane Street, Dublin 8)。空が完全に暗くなりきっていないので見えにくいですが、ギネスのゲートの上に月が昇り、月面を見せながら回転&満ち欠けしています

近くの壁に大きな満月、これが光の元?

ギネスストアハウス(Guinness Storehouse, Dublin 8)はクリスマスらしく赤(ウィンター・ライツのプロジェクトではなくギネス独自のライトアップ)

工場の敷地内もイルミネーションされてなんともロマンチックです

今年から新たに加わった
セント・パトリックス・タワー(St. Patrick's Tower, Dublin 8)。闇夜に浮かぶポップなデザインが回転しながら変化します
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辺り一帯にギネスを焙煎する香ばしい香りが。写真左はギネス醸造所の煙突から立ち上る煙

焙煎プロセスを表しているのでしょうか。ちなみに、このタワーはその昔、ウィスキー蒸留所の風車小屋でした

クライストチャーチ大聖堂前のピース・パーク(Peace Park, Near Christchurch Cathedral, Dublin 8)。こちらも今年から加わった新しい点灯箇所ですが、何を表しているのかは謎

ピンクに降り注ぐスノーフレーク柄の、シティホール(City Hall, Dublin 8)

目の前にふいにサンタの橇が。シャッターを押すのがちょっと遅かった…!

シティホールお隣りのバーナード・スクエア(Barnardo Square)には、子どもたちが描いた絵が映し出されます

ダブリン県庁舎、シヴィックオフィス(Civic Office, Woodquay, Dublin 2)もキラキラ

そして、リフィー川にかかるミレニアム・ブリッジ(Millennium Bridge)は虹のごとく!

記念写真を撮る人たちでにぎわっていました
トリニティー・カレッジやGPO、カスタム・ハウスなど、まだまだ大物ライトアップがありますが、続きは後日。
「ウィンター・ライツ」の一環として、来週末からはメリオン・スクエア(Merrion Square, Dublin 2)でイベントも開催されます。12月の1~3週目の木~日曜日のみ。入場無料、要予約。(→
こちら)
ちなみにイルミネーションの主電源には、昨年までのディーゼル発電機に代わり、100%再生可能な廃棄物を原料とする水素化植物油(HVO)燃料が使用されています。これにより、CO2排出量を最大90%削減できるそう。
LEDも、昨年は2500Wだったものを300W、400W、500Wに置き換えるなど、おとぎの国の演出の裏では、環境へのさらなる配慮がなされているのでした。
※昨年のウィンター・ライツに関するブログ
→
ダブリンのクリスマス、「ウィンター・ライツ」めぐり!/
続・ダブリンのクリスマス、「ウィンター・ライツ」めぐり!(2020年12月)
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