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グラフトン通りのクリスマス・ライト、例年より早く点灯!

ハロウィーンが終わるや否や、次なる国民的イベントであるクリスマスに向けてまっしぐらのアイルランド。
ご近所を見回せば、すでに電飾をピカピカつけたり、窓からクリスマスツリーの明かりが見えるお宅も。職場の食堂にも、本日早々とクリスマスツリーが飾られました。🎄

コロナ禍のクリスマス2年目。社交の制限も緩和され、やっと家族や友人知人と集って祝うことが出来ます。
アイルランドは今や18歳以上だけでなく、12歳以上のワクチン接種率も90%に達し、暮らしの自由度が格段に上がりました。10月下旬の大幅緩和以降、新規感染者数の増加が懸念されてはいますが、店も、レストランも、パブも、ナイトクラブさえもオープンし、イベントやスポーツ観戦も再開。ダブリンの街にも活気が戻り、誰もが活き活きと嬉しそう。
歩行者天国のグラフトン通り(Grafton Street, Dublin 2)では、道行く人々の気分を引き立てるため、そして商店街のスピーディな景気回復を願って、例年より1週間程早いクリスマス・ライトが点灯されました。

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昨晩街に出たついでにグラフトン通りをそぞろ歩いてきました。アイルランド語で「Happy Christmas」を意味する「Nollaig Shona Duit」の大きなサインが

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老舗デパート、ブラウントーマスもすっかりクリスマス仕様。バスカー(路上演奏者)も戻ってきました。昨晩はAVIVAスタジアムでアイルランドVSポルトガルのサッカー試合があり、スタジアムへ向かうグリーンのユニフォーム姿の人も目立ちました

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老舗ティールーム、ビューリーズには今年も巨大なクリスマス・リースが

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脇道の商店街にもライトがキラキラ。見事なライトのショップフロントは、街で良く知られたパブ、ドューク通りのザ・ドューク(The Duke Pub)

私が写真を撮っていたら、「もっと壁際によって、ここから撮影しなさい!グラフトン通り全体が見えるから」と、撮影スポットを教えてくれるおじさんが現れました。グラフトン通りのライトは季節の風物詩で、今年は特別に早く点灯されたんだよ、と嬉しそう。
そして、真冬でも緯度通りの寒さにはならないアイルランドではありますが、今年は特にマイルド。昨晩もなんだか空気が生ぬるく、クリスマスが近いとは信じられないような陽気でした。

このまま制限が復活するようなことにならず、なんとかクリスマスまで現状維持できるとよいのですが。
こちらは↓一昨日のライト点灯の瞬間です。毎年、テンプルストリート子供病院に入院しているお子さんが点灯ボタンを押すのが習わし。今年は15歳のリアム君が、ひと足早いクリスマスの光を届けてくれました。🌟

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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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