fc2ブログ

ハロウィーンに食べる伝統のパン、バーンブラック

このところ、NHKの「グレーテルのかまど」「ちきゅうラジオ」で、アイルランドのハロウィーンの伝統のパン、バーンブラック(Barmbrack)を立て続けに紹介していただき、多くの方がそれを見て/聴いて実際に作って楽しまれたよう。
友人知人、過去にアイルランドをご案内したお客様から、おいしく出来ました!、アイルランドのハロウィーン気分を味わいました!と嬉しいメッセージを多くいただきました。

日本の皆さんに刺激され、私も作ろうかな、とちらっと思ったのですが、ハロウィーンの数日前、立ち寄ったスーパーマーケットで山積みになっているのを目にし、やっぱり買ってしまいました。(笑)

barnblackhalloween10213
おいしそう!Halloweenの文字の間に描かれた、ちょっとETみたいな魔女もカワイイ

干しブドウやドライフルーツ入りのちょっと甘いパン。(レシピによっては発酵させないパウンド型の焼き菓子風もあるようですが、当地で一般的なのは丸型のパン風)
フルーツを紅茶やウィスキーなどにひと晩つけておき、好みでシナモンなどスパイスを加えます。
フルーツが小さな斑点に見えることから、アイルランド語で「バーン(bairín=小さな斑点のある)+ブラック(breac=ひと塊/発酵エールの泡)」と名付けられていますが、通常アイルランド人は略して「ブラック」と呼びます。
私が買ったものも、パッケージには「ブラック」とだけ書かれていますね。

barnblackhalloween1021
直径15センチ強の大きな塊。ハロウィーン当日を待たずして、2日程前からスライスして少しづついただきました

過去に食べたブラックは、ちょっと固くて甘すぎ…という印象でしたが、このブラックはしっとりフカフカ、甘さ加減もちょうどよく、スパイスもほどほどでとてもおいしい。日本のブドウパンが好きな人は、好きな味と食感かと思います。

barnblackhalloween10212
軽くトーストして、おいしいアイルランド産バターをたっぷりぬって、濃いめの紅茶と一緒に食べるのが好き(バターはもちろん、ケリーゴールド♪)

テレビやラジオでも紹介されたように、バーンブラックにはサプライズの小さな品々を入れこみ、ハロウィーンの晩に切り分けて家族や集まった皆で占いをするのがお決まり。
切り分けられたスライスから…

指輪が出たら、一年以内に結婚する。
コインが出たら、お金持ちになれる。
豆が出たら、この先一年は結婚出来ない。
木切れが出たら、結婚生活がうまくいかない。
布切れが出たら、貧乏になる。

…など。幸せな結婚と、経済的安定が人々のいちばんの願いだったのでしょうね。

現在は衛生面を考慮して、市販のブラックには何も入れてないことが多いようですが、私が買ったものはパッケージに「指輪入り」がうたわれていました。
いつ出るか、ワクワクしながら毎日ひと切れづつスライスして食べていたら、昨日ハロウィーン当日に、白い紙に包まれた小さな指輪が出てきました!

barnblackhalloween10214
じゃ~ん!私の指にはちょっと大きすぎますが、せっかくなので親指にはめることに

一年以内に結婚かあ、う~ん、この年齢になるとコインの方が嬉しかったりして(笑)。
ちなみにハロウィーンは終わってしまいましたが、大きなバーンブラックはまだ食べきれず。もう2~3日食べ続けることになりそうです…笑。
関連記事

コメント

ようはっぱ

わーい。一緒。
なおこさん、現地から「ブラック」の実況をありがとうございました。
結局、私はテレビのを3回、ラジオのを1回作りました。
それぞれにサプライズの品々を仕込んで。
2回を人に差し上げて、サプライズを楽しんでもらえました。
軽くあたためて、バターを塗って食べるのが甘い味とバターの塩気でいい感じでした。
アイルランドのハロウィンを楽しんだので、今度は日本の伝統を再認識してお菓子も作ってみようかなと思いました。
3月のぼた餅かな。(^_^)

naokoguide

Re: わーい。一緒。
ようはっぱさん、たくさん作りましたね、最多手作りバーンブラック賞!
家庭での手作りは、焼き立てほやほやを食べたり…と、手作りならではのおいしさと楽しさがあることでしょう。

本文に書き忘れましたが、多くが40代の私の友人たちは、子どもの頃のハロウィーンの思い出は、ブラックと、リンゴと、落花生(Monky nuts)だそう。80年代の子どもたちは、今の子どもたちのように仮装をしてトリックオアトリートするなんてことはなかったそう。
近所で焚火をすることもあったそうですが、とくに大きな行事はなく、家庭でささやかにお祝いするハロウィーンだったそうです。

ぼた餅、食べたいです~!
非公開コメント

naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

Instagram

お知らせ ☘

旅のガイドご予約・お問合せはこちら
ガイディング・アイルランド

「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」(イカロス出版)
おかげさまで重版
ikarosbook0517
イカロス出版サイト
アマゾン

【新規】オンライン講演!
『赤毛のアン』で歩くケルトの島・アイルランド
2022年1月14日(金)16:00~
詳細・お申込み→こちら

福岡市にて講演!
2021年4月24日(日)

→詳細は追ってお知らせします!

オンライン講座配信
見逃し配信ご購入可!
2020年6~8月・全6回→こちら
2020年12月・特別回→こちら
新規講座! →詳細決まり次第お知らせいたします!

カレンダー

11 | 2021/12 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ