秋篠宮家の長女・眞子さまがご結婚され、小室眞子さんになりましたね。
眞子さんのご結婚についてはあれやこれや言い尽くされていますので繰り返しませんが、やはり会見を見て思うこといろいろ…でした。
日本の皇室の方、もしくは皇室ご出身の方が、ご自身の言葉であのようにはっきりと気持ちや考えをおっしゃるのは初めて見た気がします。結婚報告というより、なんだか駆け落ちの釈明会見のようでもあり、眞子さんが「心を守りながら生きていく」という言葉を繰り返しおっしゃっていたのが印象的でした…。
眞子さんと言えば、ご経歴としてイギリスへの留学経験がしばしば紹介されますが、実はICU在学中に、アイルランドにも語学留学にいらしています。
2010年7月から8月にかけて約6週間、大学1年生の夏をダブリンで過ごされた眞子さん。ダブリン南郊外のUCDという国立大学でサマー・プログラムに参加され、キャンパス内の寮に滞在されました。
※過去ブログ参照→
眞子様がダブリンで語学研修(2010年6月)
クラスメイトとの旅行で、グレンダーロックやニューグレンジといった史跡、南西部の景勝地カウンティー・ケリー、そして北アイルランドへも足を延ばされたそう。
眞子さんに先がけ、2005年には上皇上皇后陛下(当時は天皇皇后陛下)がアイルランドを訪問されましたので、そんなご縁からか、当時のアイルランド大統領だったメアリー・マッカリースさんともお会いになられました。
※参照→
Japanese princess returns home(Irish Times、2010年8月) など
思えばあのとき、「日本のプリンセスがやって来る!」と当地の新聞で報道され、異国の血の混じったことのない日本の皇室は、もしもプリンセスにアイルランド人のボーイフレンドが出来たら付き合いを許すのだろうか…なんて記事が出て苦笑したものです。
そういう展開にはならなかったけれど、ご結婚を機に海外で暮らすことになった眞子さん。アイルランド系の人々が多く住むニューヨークですから、ダブリンへの留学経験が話のタネとして役立つこともあるかもしれませんね。
真面目で聡明な方でしょうから、どうか今後もご活躍の場を見つけ、お幸せになっていただきたい。
出る釘は打たれる、でも、出ない釘は錆びる―。以前にある方にこう言って励ましていただいたことがあり、それ以来、私が座右の銘としている言葉です。
打たれても、勇気を持って飛び「出た」眞子さんに拍手。どうぞ心のままにのびのびと歩み、幸せをつかんで下さい!

真っ赤な秋!近所のロイヤル・ホスピタル・キルメイナム(
Royal Hospital Kilmainham, Dublin 8)の庭園にて
※皇室関連、過去ブログ
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上皇后陛下が日本語で「ユー・レイズ・ミー・アップ」を歌われた!(2020年5月)
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皇太子さまも『赤毛のアン』を愛読(2019年1月)
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天皇陛下とアイルランド(2018年12月)
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