NHKの人気番組「グレーテルのかまど」でアイルランドが取り上げられます!
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グレーテルのかまど「アイルランドのハロウィーン」(NHK)
ハロウィーンが古代ケルト起源の風習であることから、近年さかんに「ハロウィーンの発祥地」と言われるようになったアイルランド。(参照→
ハロウィーン近づく!デリー、ミースではハロウィーン祭り)
ハロウィーンのときに食べる、レーズンなどドライフルーツ入りの伝統的なパン、バーンブラック(Barmbrack)が紹介されます。番組予告にもあるように、このパンには食べながら未来を占う「お楽しみ」が隠されているのですが…!

立ち寄ったダブリン市内の高級フードホール、ファロン・アンド・バーン(
Fallon & Byrne, Dublin 2)の店頭にも並んでいました。バーンブラックとはアイルランド語で「斑点のある塊」の意味
バーンブラックで私がいつも思い出すのは、2003年の映画『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(In America)』のワンシーン。
※過去ブログ参照→
映画『イン・アメリカ』に見る「青い人」と80年代のアイルランド移民(2020年7月)
1980年代にアメリカへ移民したアイルランド人一家が、バーンブラックとコルカノン(ケール入りのマッシュポテト。やはりハロウィーンに食べるとされるもの)でささやかにハロウィーンの夜を祝うシーンです。
スライスしたバーンブラックをかじるとカリッと音がして、あれやこれや小さなものが出てきて、そのたびに子どもたちが「うわ~」と歓声を上げるのがなんとも微笑ましくて。
パンの中から出てくる小さな「お楽しみ」が何なのか、そしてその意味については、ぜひ番組をご覧ください!
アイルランドのハロウィーンは今やすっかりアメリカナイズされ、アメリカから逆輸入された子どもたちの「トリックオアトリート」やカボチャのランタンがイベントの中心となっています。
古い伝統は影を潜めがちですが、昨今、アイルランド国外で昔の習慣が掘りこされ始めたのに伴い、国内でも「懐かしい」ハロウィーンがリバイバル傾向にあるように感じます。
コロナ禍のため、他家を訪問して「トリックオアトリート」しにくい状況にあることも、ハロウィーンを昔ながらのささやかな家庭の楽しみに立ち返らせる、良いきっかけになっているかもしれませんね。
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コメント
ようはっぱ
グレーテルのかまど、たまに見てます。
(好きだったロックバンドの大好きだったメンバーさんがポーポー作りで出た時はガン見しました。^^;;)
録画予約して見ますねー。
作れそうだったら作ってみようー。
ハロウィーン。
日本でもだいぶアメリカナイズされてます。
昭和な私は新しいそのイベントに慣れず、ちょっと違和感持ってます。
2021/10/16 URL 編集
naokoguide
ようはっぱさんがこの番組をご覧になられたら、アイルランドのハロウィーンをきっとお家で再現してくださるのでは…ってまさに思ってました!
私はハロウィーンにもうちょっと日が近づいたら、写真のバーンブラックを買って食べよう!って思ってるんですが、指〇が当たっちゃったら…、きゃ~!
そうですよね、日本ではハロウィーンって、私たちが子どもの頃はなかったですよねー。
2021/10/16 URL 編集
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2021/10/25 編集
ようはっぱ
発酵を何度もくり返して、時間がかかりましたが、おいしくできました。
ただ、粉のクローブが手に入らんかったので粒胡椒のミルで挽いたら量が多すぎて香りがつよすぎたり、粉のジンジャーパウダーがなくてチューブの生姜を使ったりしましたが、、、
今までで一番おいしくパン(ですよね、これ?)が焼けたのにびっくりしてすぐにもう一度作りました。
それでも、おいしくできたので、とても満足してます。^^
自分なりに中に入れ込むアイテムをポジティブなのに変えたりして楽しみました。
お客さんを呼んだ時に作ると盛り上がりそうですね。
2021/10/30 URL 編集
naokoguide
「グレーテルのかまど」のレシピは難しそうだったのに、時間をかけて何度も作られてスゴイ!
私は買いました(笑)。かなりおいしい。今朝の一切れにリング、出ました!
いつか、ようはっぱさんの手作りブラック(アイルランド人は略して「ブラック」と呼びます)を食べてみたいですー!
2021/10/31 URL 編集