ダブリンは今週からぐんと気温が下がり、ここ数日、晩秋~初冬のような寒い日が続いています。
あまりに寒々しいので温かいものが食べくなり、近所に住む友人ディヴィッドを誘ってラーメンを食べに行きました。

カフェやレストランが多く集まるダブリン市街地のフリンジ・エリア、ストーニーバターのラーメン・コー(
Ramen Co, Stoneybatter, Dublin 7)へ
以前は
ラーメン・キッチン(Ramen Kitchen)という名の店だったところ。
コロナ禍で長く閉店していましたが、外観も内装も変わり、気づけば店名も変わって再オープンしていました。

とんこつスープのポーク入りラーメンを
日本人の感覚からするとどうしても麺はのび気味、スープがもっと熱々だと良いなあ、と思わずにはいられないのですが、それでも十分許容範囲のおいしさ。麺もスープもチャーシューなどの具材もすべておいしくいただきました。日本人ではないけれど、西洋人ではないアジア人が丁寧に作っている味がしました。
ダブリンにあるもう一軒のラーメン屋さん、ザ・ラーメン・バー(The Ramen Bar)と比べると、麺が適量でスープもさっぱり目。個人的にはこちらの方が好みかな。
(あ、でも、ザ・ラーメン・バーの鶏のから揚げは絶品です!)
ラーメンは当地ではまだまだ新しく珍しい食べ物で、流行を追う若者や、グルメな中高年層に人気のおしゃれなモノです。
2年半ほど前、ここがオープンした当初は若者が行列を作っていたので、もっと急速にラーメン店が増えるのでは…と思いましたが、どうやらそこまで浸透しないうちに下火になった感あり。
ダブリンではまだまだ、スシ中心の日本食屋さんの方が人気なようです。
ラーメン・コーで、ラーメンのほかに思いがけずおいしかったのが、自家製ダンプリング(餃子)。あまりのおいしさに感激して、もう一皿追加で注文してしまったほど。

ダック入り、エビ入りなど数種類あり。皮が柔らかすぎず、モチモチの食感がいい。かかっているゴマ風味のソースがこれまたおいしかった~
先週末にベルリン・マラソンを完走し、無事に帰って来たディヴィッドに土産話をたくさん聞かせてもらいました。
私たちが遠隔でアプリを見て応援していたのが励みになり、頑張れたとのこと。良かった!
今日は寒い日だったので店内のテーブルを予約して行きましたが、換気のためでしょう、店の扉は開け放たれたまま。結局、冷たい外気が入って来る店内で、コートを着たままラーメンをずるずるすすることになったのですが、おかげでちょっとだけ、日本の寒い冬の夜に屋台でラーメンを食べているかような気分になりました。
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