一昨年、ダブリン・マラソンに初出場してフルマラソン・デビューを飾った友人のディヴィッドは、その後もトレーニングを続け、本日2度目の挑戦としてベルリン・マラソンに出場しました。
昨年はパンデミックでいっさいのマラソン大会が中止となり、ダブリン・マラソンに至っては今年も中止。幸いにしてベルリンは決行されることとなり、2年越しの夢が叶ったディヴィッドは喜び勇んで出かけて行きました。
今日は朝からアプリでディヴィッドを追跡し、タイムやコースをチェックしながら遠隔で応援。
お昼前に30キロ地点を通過予測だったので、友人スティーヴンと近所の行きつけのカフェ、ダディーズ(
Daddy's, Dublin 8)で落ち合い、ブランチしながらディヴィッドのゴール前約10キロを一緒に応援しました。

ちょっと風が強かったけれど、気持ちのいい青空。店内飲食も可能となりましたが、天気がいいとみんな屋外テーブルの方が好きなので外の方が混んでいたりします
走っているディヴィッドの代わりに私たちが食べて、テレパシーでベルリンへエネルギーを送ろう!と、訳のわからない理屈でカロリー高そうなものを注文。
スティーヴィンはアイリッシュ・ブレックファーストを、私はベニーxキャベッジというダディーズ・オリジナルのブランチ・メニューを。

ジャガイモ、キャベツ、ベーコン、ポーチドエッグにオランデーズソースがたっぷり。ベーコン&キャベッジの変形メニューといった感じでした
フルマラソンって、たぶん私は一生やらないであろうことのひとつ。レースに出るのは好きだけど、10キロまでかなあ、私は。
フルで走れる人、走ろうと思う人、本当に尊敬します。
スティーヴンとおしゃべりしながら食べているうちに、ついにディヴィッドがウンター・デン・リンデンへ入ってきました。
ウンター・デン・リンデン、なんだか懐かしい響き!「菩提樹の下」って意味のベルリンの目抜き通りで、学校の教科書にあった『舞姫』か何かで最初に耳にして、実際にベルリンでその場所に立ち感動したものです。
最後に訪れたのは、かれこれ20数年前。また行きたいなあ、ベルリン。
程なくして、ほぼ事前に掲げた目標通りのタイムでブランデンブルク門へゴールしたディヴィッド、完走おめでとう!
スティーヴンと2人でガッツポーズのセルフィを送り、しばらくしてディヴィッドからは、大きなソーセージとジョッキ入りビールの写真が送られてきました。
そして夕方、ちょっとしたシンクロが。
6時のニュースをつけたら、ブランデンブルグ門からライブ中継しているではないですか。一瞬、うわ、ディヴィッドが?と思いきや、まさかそんなはずはなく(笑)、今日はドイツの総選挙だったんですね。その速報でした。
あちらはすでに日が傾いていて、門の向こうがオレンジ色に染まっていました。
数時間前に近所のカフェで、マップ上で追いかけていた場所がふいに映像で現れ、ダブリンに居ながらにして、ドイツへヴァーチャル・トリップしたかのような気分になりました♪

今日はデザートは食べなかったので、数日前にお茶したときの写真。めちゃめちゃおいしいアーモンドパウダーのカップケーキ!

ダディーズでは食材も売られていて、オーガニック栽培の野菜があることも。今日はシシトウ・ペッパーをゲット。近ごろダイコンとかミズナといった日本の野菜が、食の意識の高い人たちの間で人気です
※ダディーズについての過去ブログ
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ダディーズの週末限定メニュー、クロワッサンプディング(2021年1月)
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行列ができる近所のカフェ、ダディーズ(2020年11月)
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