私が普段、友人たちとよく行く近所のピザと地ビールのお店、ラスカルズ(
Rascles Brewing, Inchicore, Dublin 8)に、先日、職場のメンバーたちがやってきました。
コロナ禍でガイド業がなくなり、企業の通訳の仕事に通うようになって早10ヶ月。その会社の皆さんです。
アイルランド人、日本人、アメリカ人、イスラエル人、フィリピン人と多国籍な顔ぶれ約30名が一同に会し、中にはパートナーやお子さん連れの人も。アットホームでにぎやかで、それはそれは楽しいひとときでした。

ダブリン市街地のフリンジエリアのひとつ、インチコア(Inchicore, Dublin 8)にあるラスカルズ。ビール醸造所がピザ・レストランを兼ねています
コロナ禍でクリスマス・パーティーもなかったので、会社の人たちと職場以外で大集合したのは初めてでした。
組織に属さないフリーランスの私には、普段は「同僚」という存在がありません。今の仕事をするようになって、毎日顔を合わせる「同僚」が出来、ちまたで言われる「会社の会食(飲み会?)」なるものをついに体験することが出来たのでした。

ポップな内装の店内。これは以前に友人と平日に行った時の店内。週末は大賑わいでした
同僚の中にはベロベロに酔っ払った人もあり写真は公開出来ないのですが(笑)、別の時に撮影したものも含め、ラスカルズのビールやピザの写真です。

こちらがラスカルの定番ブランド、ペイルエールの「ハッピーデイズ」

それぞれのピザはアイルランドまたはインチコアらしい、ローカル色あふれるネーミングに。こちらは
ヘルファイヤー・クラブ(Hell Fire Club)じゃなくて、ヘルファイヤー・「グラブ」(Hell Fire Glub)。ピザは手でつかんで食べるので、クラブを「グラブ(つかむ)」にしたんですね。トマトソース、モッツアレラ&リコッタチーズ、ピーマンという組み合わせですが、チリ&ハニーが効いているのが特徴

私がいちばん好きなのがこちら、ミート・ミー・イン・インチコア(Meat Me in Inchicore)。チョリソたっぷりのペペロンチーノ風ピザで、「インチコアに会いに来て」の「Meet(会う)」が「Meat(肉)」に。屋外エリアで食べたときに撮影

職場の飲み会では、4種のラスカル・ブランドのテイスティング・トレイを試した人も

アルコール度数12%(!)のビッグ・スモークも人気でした
ピザ&ビールって黄金の組み合わせですよね。お店はカジュアルかつリーズナブル、ラスカル・ブランドのTシャツなどグッズも販売されています。
ピザのおいしさも、ダブリンの数あるピザ・レストランの中でかなり上位と言えるでしょう。
宴は深夜近くまで続き、最後に残ったのは4人。地元民の私が先に帰るわけにはいかない!を言い訳に、結局私もその一人に(笑)。
可笑しかったのは、そこからさらに3人増えて、最後は7人でお開きになったこと。別の場所で飲んでいた、同じく地元民のアイルランド人の家族が合流して飲み直しになり、えんえんと…笑。
いずれにしても、このピザ&ビールの会で「同僚」たちとの親睦もさらに深まり、さっそく次回!の声もあがっているそう。みんなノリがよくていいなあ。
縁あって一緒に仕事をすることになったメンバーたち。アイルランド人以外は短期滞在の人たちが多いので、いる間に出来るだけ楽しんでもらえるようお役に立てたら…と、ついついツアーガイド気質が出てしまうのでした!
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