3泊4日のギリシャへの旅から、無事にダブリンに戻りました。
テッサロニキ空港を出る時は33度の真夏でしたが…

青い空、青い海、さようならエーゲ海、また来る日まで~
ライアンエアで約4時間北上、ダブリンに到着すると気温も半分になっちゃって15度しかない。どよ~んと低い雲がたちこめ、太陽ナシ…。

緑の大地よ、ハロー・アゲイン…。週末はよいお天気だったようですが、どうやらそれも終わったよう…
コロナ禍での出入国を今回初めて体験しましたが、EU内の移動であればほとんど追加時間なく、これまでとあまり変わらないことがわかりました。
ギリシャでの入国については
こちらにちらり書いたとおり非常にスムーズ。
出国は、ライアンエアのチェックインカウンターでデジタルCovid証明書とアイルランドのLocater Formの提示を求められましたが、その後の出国審査ではパスポートチェックのみでした。(列に並んでいたのはダブリン行きとロンドン・ガトウィック行きの人ばかりでしたので、出国審査があるのはシェンゲン加盟国外へ行く人のみと追われます)
アイルランドでの出入国の簡潔さはそれを上回るもので、拍子抜けするほどにあっけなかったです。
まず出国ですが、ダブリン空港には出国審査場がないので、デジタルCovid証明書はライアンエアのチェックインカウンターで提示したのみ。ギリシャのLocater Formをここで見せたかどうか記憶がないのですが、たぶん、準備していたけれど、見せるように言われなかったと思う。
そして本日、パンデミック禍での初アイルランド再入国とあっていつもよりちょっと緊張して入国審査へ。パスポートと、(外国人居住者が所持する)IRPカードを提示したあと、質問は3つ。どこから来たか→ギリシャ。ワクチンを接種しているか→はい。過去14日間にギリシャ以外の国へ行ったか→いいえ。
以上でおしまい。手元に用意していたデジタルCovid証明書は見もせず(!)、パスポートコントロールのほかに別途それをスキャンしたりチェックしたりする場所もありませんでした。
ギリシャに入国出来ているということはワクチン接種が完了しているということですから、再度、証明書をチェックする必要はないということでしょうか。時間と人員のムダなく、なんとも合理的。これがEU共通のシステムの利点、(実際には見なくとも)デジタルCovid証明書の運用ということなのだ、と実感しました。
スマホに同期させているQRコード付きのデジタルCovid証明書を空港でピッとスキャンするものと思っていましたが、今回の旅でそういう場面は一度もありませんでした。
ニュースで見ていたのは、「イメージ映像」だったんだ!(笑)
私の再入国の体験から想像するに、日本からアイルランドに入国する際は、3つの質問の「どこから来たか」がEU外の「日本」になるので、そこでワクチン証明書やLocater Formを見せるのかもしれませんね。
ワクチン未接種だと言えば、PCR検査の陰性証明を見せることになり、入国後の行動制限についてのインストラクションがあるものと思われます。
数時間前までご一緒だった
野崎洋子さんは、フランクフルト経由で日本へ帰られました。ワクチン接種してようがしてまいが、全員一律でPCR検査陰性証明が求められ、これまた全員一律で14日間の隔離(出発国により日数が異なる、数日間の強制隔離含む)が求められる現行の日本の入国制度にため息をつきながら…。(同時にほどんどネタとして笑いとばしながら…笑)
この期に及んで、ウィルスがないことの証明を提示しているのに、さらに隔離される意味がわからない。そんなに部屋があるのなら、自宅療養を余儀なくされている人に使ってもらえるようにしたらいいのに…。
もう少し合理的なシステムに変えてもらわないことには、ワクチン接種が進んでも、日本からの海外旅行は依然としてハードルが高いままになってしまいますね…。今後、改善されることを願うばかりです。

朝日を眺めながらのエーゲ海スイム。スイミーみたいな魚の群れがたくさん泳いでいました。あ~、楽しかったな~、やっぱり旅行はいい。心の栄養です!
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