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鳴り止まぬ「ケリー」コール!ダブリン下町の金メダリスト

ボクシングの金&銅メダリスト2人を含む、オリンピックのアイルランド選手団が本日午後、東京より無事にダブリン空港に到着しました。
注目はなんと言っても、ボクシング女子ライト級で金メダルを獲得したケリー・ハリントン(Kellie Harrington)選手。
コロナ禍で一時は開催まで危ぶまれた今回のオリンピックですが、大会最終日にもたらされたケリーの金メダルのおかげで、アイルランドにとっては思いがけず感動的な幕引きとなりました。まるでチーム・アイルランドを代表して有終の美を飾ってくれたかのよう。
※関連過去ブログ→ダブリンの下町が熱い!女子ボクサー、ケリー・ハリントンが金メダルへ王手(8月7日)、ケリー・ハリントン選手の金メダル、そして、ジャパンよ、ありがとう!(8月8日)

ケリーの地元ダブリン北市街地のポートランド・ロウ(Portland Row, Dublin 1)がすでに大フィーバーしていることは連日のブログでお伝えした通りですが、今日のケリーのウェルカム・ホームで最高潮に。
ケリーを乗せたオープントップ・バスがポートランド・ロウを含むダブリン北市街地を走り、まるでリングの上の彼女に声援を送るかのように、「ケリー、ケリー、ケリー!」の大コールが響き渡りました。
感染対策で沿道に立つのは住人のみに限定されたにも関わらず、人、人、人…。通りに住む人たちはひとり残らず沿道に立ったことでしょう(笑)。
その様子たるや、パンデミックでもう2年も行われていないセント・パトリックス・デーの再来かのよう。☘☘☘



ちなみにケリーと肩を組んで群衆に手を振るのは、メダルには手が届かなかったものの、ボクシング男子ライトヘビー級に出場したダブリン出身のボクサー、エメット・ブレナン(Emmet Brennan)選手です。



老いも若きも、そして犬までも(!)ケリーの顔入りTシャツを着たり、聖パトリックに扮した人や、バグパイプ吹きも登場。
「ポートランド・ロウに65年住んでるけど、こんなの初めて」と言うおばあちゃん(以前もインタビューされてましたよね、この方)、「ローマ法王が来た時にも拝みにこなかったのに、は、は、は」という女性、インタビューされているお父さんに抱かれで金メダル(のおもちゃ)をかじる子ども、やはり金メダルを首から下げた生まれたばかりの赤ちゃん…と、なんだか下町のわちゃわちゃぶりが可笑しくて、そして、温かく、熱い!

今回のオリンピック東京大会にアイルランドからは過去最大となる19競技/116名の選手が出場し、金2、銅2の4組がメダルを獲得しました。見込みは3~5でしたから、ほぼ想定内だったことになりますが、感動の大きさは想定を超えていた!
個人的には、残念ながらメダルには手が届かず、負けてしまった選手たちからも刺激を受けました。負けた時の正々堂々とした態度や振る舞い、気持ちの立て直し方が立派で、まだ若いのに素晴らしいなあ、と感激しきりでした。
ケリー・ハリントン選手はじめ、みなさんの今後の活躍、そして次のパリ大会が今からもう楽しみです。
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コメント

タエコ

ナオコさま、こんにちは。
今回のオリンピック、招致時の不正疑惑から開催直前までのゴタゴタ、何よりコロナ禍の今、何で開催するのか意味不明、ということで開催中止を望んでいた私は、意地でも観るもんか!で通して来たのですが、7日のナオコさんのブログを読み、決勝進出が決まった瞬間パジャマのまま飛び出してくるご近所さんの動画を見たらもう、「この人達と一緒にKellieさんを応援しようじゃないか!」という気になってしまいました。
当日はCampbell’sの紅茶を片手に(ギネスを切らしていたので)悠長にTVの前に構えていたのも束の間、始まったらお茶飲んでる暇など無く(そもそもオリンピックでは3ラウンドで終了、ということも知りませんでした)、すっかり » Go Kellie Go Kellie Go !»状態に。相手のフェレイラさんも強くて、すごく見応えありましたね。にわかファンではありますが、観戦してよかったです。
Slán go fóill !

naokoguide

タエコさんへ
タエコさん、こんにちは。
私も、今回の東京大会に関わらず、オリンピックって商業主義すぎて、開催地の人たちを食い物にしているようなイメージが強く、あまり好きではありませんでした。東京で開催する意味、不明!って、私も招致のときから思っていました。お・も・て・な・し…とか、なんか胡散臭い…って思ってました。
なので、タエコさんの意地でも見るもんか、ってお気持ち、よくわかります。
私は、2年前からアイルランドのホストタウンの袋井市の関係者の方々と触れ合う機会をいただき、皆さんの選手団に寄り添った活動や、本当に一生懸命に地元をアピールして、訪問する人たちをもてなそう!としておられるのを見て、ああ、こういう人たちのために応援したいな、と気持ちが変わっていきました。
そして、いざ始まったら、コロナ禍のおかげで普段の夏より時間があり、いろいろな競技を見ることが出来ました。アイルランド、ジャパンだけでなく、出身国に関わらず選手たちを応援している自分に気が付き、ああ、オリンピックってこんなにエジュケーショナルなものだったんだ、と中高生の自分が水泳選手だった時代、水泳部の仲間やコーチと一緒にTVの前で世界の選手たちを夢中で応援していたことを思い出しました。
タエコさんがキャンベル・ティー片手にケリーを応援してくださったと聞いて、こうして海を越えてつながれるっていいなあ、ってあらためて思いました。コメントくださりありがとうございました!
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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