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ワクチン接種率、70%超え!ワクチン証明は今や水戸黄門のインロウのごとく…

今日はアイルランドにとって非常に喜ばしい日で、ボート競技男子ダブルスカルで、コーク県スキバリーン(Skibbereen, Co. Cork)のペア、フィントン&ポールが本大会初の金メダルを受賞。東京の空にアイルランドのトリコロールが舞い、おそらく日本を含む世界の多くの人が初めて耳にしたであろう(笑)アイルランド国歌が響き渡りました。
(ジョーク連発&訛りが強烈な彼らのことは先日のブログでも少し触れました)

この快挙についてはあらためて書かせていただくとして、本日のもうひとつの喜ばしいニュースは、ここへきてますますスピードアップしているアイルランドのワクチン接種状況。
接種完了者が71%(一回以上の接種者は86%)に達し、数日後にはUKを抜いて接種率世界いちになる見込みだそう、素晴らしい!
本日ダブリン郊外の接種会場を訪れたミホール・マーティン首相は、フィントン&ポールの金メダル受賞にかけて、「ワクチン接種チームのパフォーマンスはまさにオリンピアン並みです!」とスタッフを称えました。
(金メダリストと同じコーク県出身のマーティン首相、ひときわ嬉しそう)



アイルランドのワクチン接種の予約登録は、現在16歳まで優先順位がおりてきています。(年齢が高い順に予約登録し、接種日時が通達されるシステム)
さらには、9月からの新学年を安全に迎えるため、12~15歳も接種対象となることが昨日発表されました。
新規感染者数の推移も日々のグラフが横ばいに。7月末には2000人を越えると予想され、第4波か…と構えた時期もありましたが、1300人台くらいで落ち着き始めたようです。
HSE(政府の医療サービス)の最高責任者は今日、「防波堤は持ちこたえている、少し崩れかけたけれど」と言っていました。新規感染者、入院患者の大多数がワクチン未接種者なので、そこを押さえれば波は収まり、収束に向かうということでしょうか。

私は今月初めに接種完了し、EUのデジタルCovid証明書も早々に発給していただきました。親しい友人も多くが接種完了し、ワクチン接種により受ける社会生活の恩恵を少しづつ実感し始めています。

まず、ワクチン・ボーナスとして、接種完了者同士は互いの家を訪問することが許され、室内でもマスクなしで過ごせるのがありがたい。まだまだデルタ変異株の懸念が警告されていますから、実際には恐る恐る様子を見ながら…といった感じではありますが、これまで禁止されていたことが出来るようになったという事実だけでも気が楽に。

海外旅行も出来るようになりました。ワクチン接種完了者の帰国・入国制限が緩和され、不要不急の海外渡航が事実上、解禁されたことは先日お知らせした通り。
現状では予定はないものの、行きたかったら私もスペインやポルトガルへビーチホリデーに行ってもルール違反ではないのです。

さらには今週より、接種完了者(または抗体保持者)に限り、レストランやパブの店内飲食も解禁されました。
入店にはワクチン接種(または抗体保持)の証明書とIDの提示が求められます。詳細は下記を参照。
アイルランド政府による行動制限措置のさらなる緩和(ホスピタリティ業(パブ、レストラン等)の屋内飲食サービスの再開)(7月26日発出領事メール)

ダブリンなど国内の一部地域では、パンデミックが始まってから初めて開けたというパブも。16か月ぶりの再オープンは感動的ですらありました。
私自身は、こちらもまだ様子を見ながら、夏の間は混んでいない屋外でも十分かな、と思っていますが、屋外に長時間いるのが大変だという身体の弱い方や高齢の方には、やっと外食出来るチャンスがめぐってきたことになります。

そのほか、ワクチン接種者の特権的待遇…とでも言いましょうか(笑)、私がいちばん驚いたのが、ウィルス感染者の濃厚接触者に特定されても、PCR検査義務もなければ行動制限の義務もないということです。(健康状態や住まいの状況、職業などにより例外あり)
実は先日友人が感染してしまい、私も濃厚接触者に特定されるという初めての経験をしました。友人が私の名を挙げてくれたため、HSE(政府の保険危険)からテキストが届き、そこに貼られたリンクにアクセスすると濃厚接触者として無料PCR検査が予約できる仕組みになっていました。
ところが私は(おそらくワクチン接種済みという理由で)アクセスが出来ない。HSEからの直接の電話連絡を待ってください、と表示され、翌日にかかってきた電話でいくつか質問を受けました。ワクチン接種を完了していること、体調に問題がないこと、該当する疾患がないこと、医療従事者と同居していないこと…などが口頭で確認され、無罪放免となりました。

一緒に濃厚接触者に特定された別の友人は、2度目のワクチン接種がまだだったため、PCR検査と行動制限の義務が発生。(幸いにも陰性だったため、感染者との接触日から数えて11日目で自由の身に)
HSEのコンタクトトレースが非常にしっかりしていることにも驚きましたが、ワクチン接種済みということでここまで制限が取り払われるんだ!とあらためて驚きました。今やワクチン証明書は、水戸黄門のインロウ級!
かわいそうに自宅にこもることを強いられた友人に、このモンドコロが目に入らぬか~とCovid証明書をかかげて笑わせたかったけれど、アイルランド人に笑ってもらえるほどに水戸黄門を説明できる自信がなかったのでやめておきました。

paddysplacesligo0721
こうして少しづつ自由な暮らしが戻ってくるんですね。写真は少し前の週末に久しぶりに食べて感激した、アイルランドいちおいしいスライゴ、マラクモアのパディーズ(Paddy's Place, Mullaghmore, Co. Sligo)の99コーン
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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