いよいよ4日後に迫った東京オリンピック。
1~2週間前より日本入りしているチーム・アイルランドですが、コロナ禍でさまざまな制限がある中、静岡県袋井市などのホストタウンで地元の皆さんに温かくもてなしていただいているよう。
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アイルランドのオリンピック関係者、ホストタウンの袋井市に到着(2021年7月7日)
当地でもいよいよオリンピック関連のニュースがプライムタイムで報じられるようになり、本日夕方のRTE(アイルランド放送協会)ニュースでは、近代五種競技に出場するナタリー・コイル選手が袋井市の滞在先から、競泳のフィン・マクギーヴァー(Finn McGeever)選手が練習中の浜松市のプールから、カヌーのリアム・ジェゴー(Liam Jegou)選手が(おそらく)葛西臨海公園の人工カヌー・スラロームから、「暑いけれど慣れるように頑張ってます」、「フクロイの皆さんに良くしてもらっています」などとコメントする映像が流されました。
先週までダブリンのスタジオにいたRTEのスポーツ・キャスター、ポール・フリンさんも、今日は東京から生中継。夜のレインボー・ブリッジを背景に、コロナ禍が影を落とすオリンピックの最新情報を伝えていました。(選手村で感染が広がっていること、トヨタがスポンサー活動をやめたことなど、すでに日本でニュースになっているのと同じ内容を事実のみ手短に)
夕方6時のニュースでしたので、日本は24時。真夜中のレインボーブリッジだあ…と、懐かしく見入ってしまいました。
チーム・アイルランドは今回、過去最大となる19競技/116名の選手を日本に送っているとのこと。
1週間程前、スライゴのグレンジ(Grange, Co. Sligo)という村を通りがかったら村中に五輪の旗がはためいていて驚きました。なんと人口600人程の小さな村から、オリンピアンが2名も出ているのだそう。

グレンジ村への国道入口に2人の顔写真とアイルランド国旗が

陸上短距離のクリス・オドンネル(Chris O'Donnell)選手と、競泳平泳ぎのモナ・マクシャリー(Mona McSharry)選手。地元の皆さんはさぞかし誇らしいことでしょう
これも何かのご縁、グレンジ村のクリスとモナ、応援しましょう♪
私は普段オリンピックには関心が薄く、開催時期が仕事の繁忙期なこともあり見る暇もなく、過去数回の大会に関して言えばニュースで結果を聞く程度でした。(本来ちょっとへそ曲がりなところがあり、大多数が盛り上がる行事には関心が薄くなったりする・笑)
ところが今回の東京オリンピックは、開催が近づくにつれて俄然、興味がわいてきました。コロナ禍で開催が物議をかもしたことで返って、これは見逃せないゾ!という気になってきたのです(笑)。
延期、感染対策、さまざまな世論…と、競技とは別の部分で翻弄されてきたアスリートの皆さん、そして準備・運営にあたっている現場の関係者の方々を心より応援しています。
個人的に注目しているのは、今回から初めてオリンピック競技に加えられたサーフィン。千葉県の釣ヶ崎海岸で行われます。
残念ながらアイルランドからは一人のサーファーも送ることが出来ませんでしたが、日本からは世界的に活躍中の五十嵐カノア選手はじめ4名が出場。選考の段階から大会を観て応援してきたので、とても楽しみです♪
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