昨年末にお亡くなりになられた画家の安野光雅さん。
世界各地の旅の風景を描かれた
安野さんがアイルランドの景色も書き残しておられたこと、それがカレンダーとなって販売されていたことを今年1月のブログに書いたところ、それを見たSHIGEさんが
安野光雅美術館にお問い合わせくださり、売り切れてしまったというカレンダーの代わりにアイルランドの絵葉書セットを見つけてくださいました。
ご親切に私にもお送りくださり、その時はまだ日本-アイルランド間のエアメイルが停止されていたため、なんと船便で5か月もかかってつい先日届きました!
(その後にSHIGEさんがエアメイルでお送りくださった別の郵便物の方が先に到着したのにはびっくりでした・笑)

5枚組の素敵な絵葉書セット、「安野光雅オリジナルダイアリーより-アイルランドー」
写真左上から時計回りに、「ゴールウェイ」、「ロンドンデリー」、(色なし)「ロンドンデリー」、「ダングル」、「北アイルランド地方の町」。
「ダングル」は絵を見るにディングル(Dingle)のことでしょうから、北から南までアイルランド各地を旅されたんですね、安野さん。
2012年発売のカレンダー「アイルランド小景」をお持ちのSHIGEさんによると、ダブリンやアラン諸島が入っているカレンダーの絵とは別の絵だそうです。
安野さんのアイルランドを見ることが出来たのはもちろん、わざわざ美術館から取り寄せてお送りくださったSHIGEさんのお心遣いが何よりも嬉しい。
5か月も海の上や陸の上を旅してアイルランドに到着した貴重なポストカード。安野さん、お描きになられた絵がアイルランドに戻ってきましたよ!…って天を見上げてこっそりお知らせしました。
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コメント
北の国からSHIGE
安野さんの絵は、見ているだけで何かホッとする心休まる絵です。
人物が描いてなくとも、人々の息吹きが感じられる温かみのある絵ですよね。
安野さんの没後、NHk-TVでも安野さんを偲ぶ番組が二本放送されました。
改めて、安野光雅の魅力と人柄を知りました。
2021/07/08 URL 編集
naokoguide
「人物が描いてなくとも、人々の息吹きが感じられる温かみのある絵」、おっしゃる通りですね。安野さんの風景画に魅了される理由はそこだったのか、と気づかされました。
NHKの番組、ネットで見られないか探してみようと思います!
2021/07/08 URL 編集