セイリングに誘ってもらい、ダブリンから車で小一時間ほどのロック・ラマ―(Lough Ramor, Virginia, Co. Cavan)へ。
大西洋岸へサーフィンに行く道すがら、車から眺めつつも通り過ぎるだけだった湖に初めて降り立ちました。

レイクサイド・マナー・ホテル(
Lakeside Manor Hotel)の真向いに船着場があります
風に向けて帆を張って、舵取りしながら進む小型ヨット。こちらではセイリング・ボートと呼ばれるものです。

乗せてもらったファドラ号、アイルランド国旗が風にはためきます

生ぬるい南風の吹く日曜日の午後、湖にはたくさんのボートが出ていました。みな知り合いのようで、降れ違いざまに声をかけあったり、おしゃべりしたり…

私も教えてもらって舵取りを。進みたい方角と逆に舵を切るので、慣れるまでちょっと時間がかかりました

舵取り具合や風の強さにより、時々ボートが水面に倒れるのではないかと思うくらい傾くのですが、意外に倒れないのでびっくり
やはり湖は、海に比べて断然静かですね。この辺りは氷河の堆積物で出来た地形が顕著で、ロック・ラマ―も「ドラムリン」と呼ばれる起伏のある緑の丘に囲まれています。この湖自体も氷河湖で、縁は浅いけれど、中央は水深70メートルほどあるとか。
曇り空ながら午後には蒸し暑いような陽気となり、モーターボート、カヤック、SUPなど、ウォータースポーツに興じる人でにぎわっていました。
セイリング初体験。湖上の風を受けながら眺める牧歌的な景色と、耳に心地よい鳥のさえずりに癒され、楽しい日曜日の午後となりました。
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