ときどき近所を一緒にウォーキングする友人が、「運河の白鳥の雛が産まれたよ!」と教えてくれました。
ここ数日、お母さんドリが温めていたよう。
仕事が終わって夕方(と言っても、夏のアイルランドは日が長く、まだまださんさんと陽射しが輝く中!)、早速見に行ってみました。

いるいる!手前は見張りのお父さんドリ?そしてお母さんドリが子どもたちの上にでん!とすわっています。その下に雛がいるようで、頭だけがときどきちらっと見えました。(ルアス・レッドラインのGolden Bridge付近)
白鳥ファミリーが妨害されないよう、誰かがロープを張ってあげていました。通りすがりの人たちが立ち止まっては眺めていきます。
小さな雛たちの姿をちゃんと見たくて、お母さんドリが腰をあげるのをしばらく待っていましたが、お父さんドリに何度かガンをとばされて、挫折。(笑)
友人が送ってくれた写真によると、こんなカワイイ子たちがいるらしいです。

4羽産まれて、あと3個タマゴが残っていたとのこと。雛の間に見えている丸いものがタマゴでしょうか(友人撮影)

間もなく7羽のみにくいアヒルの子たちが、この群れに交じってスイスイ泳ぐのが見られることでしょう。グランド・カナル(Grand Canal)にて
【6/5朝、追記】
残り3個のタマゴがかえったかどうか気になって、一夜明けてまた見に行ってみました。

やはりお母さんドリはすわったまま。しばらく待っていたら、カワイイ子がぽっと顔を出した~💓

ひと泳ぎしに行っていたお父さんドリが戻って来たので、またガンをとばされる前に退散…笑
というわけで、まだ温め中のようでした♪
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コメント
Wada
新しい命の誕生はどんな生きものであっても感動的ですね。
白鳥の雛達が成長する姿をこれから観察できて、楽しみですね。無事に大きく育って欲しいですね。
この白鳥は冬はどこかで越冬するのでしょうか?
2021/06/05 URL 編集
naokoguide
アイルランドは冬の気温がマイルドなので、越冬せずに通年同じ場所にいます。
みにくいアヒルの子になってお父さんお母さんと一緒に泳いでいるのはよく見るものの、こんなふうに産まれたての子たちは初めて見たので、感動しました!
2021/06/06 URL 編集
松井ゆみ子
前に、道路で立ち往生していた白鳥がいたのですけど、誰も助けようとしないので「なぜ?」と思ったのですけど、うかつに近寄らない方がいいらしいです。ロープは白鳥のためというより、ニンゲンを守るためだとい思いますーー
2021/06/07 URL 編集
naokoguide
白鳥に限らず、動物はみなそうなるのでしょう。人間の親も、子どもを守るためには命がけですものね。
このファミリーは運河沿いの小径の脇で子育てしているので、通りがかりの人たちがみな、息をひそめるように静かに見ているのが微笑ましいです。子どもたちも静かに見ていてカワイイ。
無事に育って、運河を泳ぐ「みにくいアヒルの子」たちを見るのが楽しみです♪
2021/06/07 URL 編集