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ホウスのシャクナゲの森へ、今年も…

素晴らしいお天気が続いています!
仕事が早めに終わったので、ホウス(Howth, Co. Dublin)のセイヨウシャクナゲ(Rhododendron)の森へ出かけました。
この時期になるとほぼ毎年訪れているディアパーク・ゴルフ場(Deer Park Golf)裏手の森。かつてはホウス・キャッスルの所有地で、1875年、当時の城主が植えたものが年月を経て繁殖、今や2000本を超えるシャクナゲ・ジャングルに成長しています。

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この晴天で見ると南国の花かのよう

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巨木に咲き乱れる、花、花、花。目に見えたとおりに写真に収めらないのがもどかしい…

そういえば昨年は、行動制限が拡大されて真っ先にここへ来たのでした。→ホウスのシャクナゲの森へ(2020年6月)
セイヨウシャクナゲは花色によって開花時期に若干のずれがあり、赤や白が先に咲き、ピンクが最後となります。
昨年は1週間あとに来たのに赤や白がまだ咲いていましたが、今年は花が早かったよう。今日咲いていたのは8割がピンク、もう1週間ほど早く来ていればもっと色とりどりだったことでしょう。

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森の中の小径を歩くのが楽しい

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ここは局地気候で暖かいのでしょうか、毎年不思議に思うのですが、7~8月に咲くはずのホクシャの花がシャクナゲと同時期に咲くのです

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森の片隅にある「エイディーンの墓(Aideen's Grave)」と呼ばれる巨石古墳。最愛の夫オスカーが西暦284のGarve(タラの丘近くらしい)の戦いで戦死してしまい、悲しみに暮れて息絶えたエイディーン姫の墓…と言われます(墓の年代とは合いませんが)

花も美しいけれど、緑もきれい。小径を登り、丘の上へミニ・ハイキングしました。

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花のトンネルをくぐって…

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丘の上はまだ8分咲き。この晴天ですからすぐに満開になることでしょう

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ホウス・キャッスルとアイリッシュ海に浮かぶアイルランズ・アイを眺めながらひと休み。そよ風が気持ちいい

今日のダブリンは日中の最高気温22度。日差しは強かったけれど、夏の軽井沢のようなさわやかでした。

※ホウスのシャクナゲの森に関する過去ブログ→シャクナゲと「トトロ」の木春の花々・その2…ホウスにてホウスのシャクナゲの森へ
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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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