プリンがむしょうに食べたくなり、自分で作ってみました。
プリンというデザートはアイルランドにはありません。ポルトガルとかスペインには似たものがあって、きっとそれが起源なんでしょうが、日本のプリンのあのプルプル感はやはりなくて、私たちが食べなれたプリンとはちょっと違います。
オーブンで焼くより、フライパンで蒸し煮すると簡単らしいことがわかり、牛乳、卵、砂糖が家に十分あることを確認し、さて作ろう!という段になって、そういえば肝心のプリン型がないことに気付いて茫然…。
やっぱりプリンは昔ながらの台形もしくはプッチンプリンみたいな形がいい~と思ったけれど、YouTubeのレシピをいくつか参照すると、タッパで作るプリンなんていうのもあったので、この際、形にはこだわらないことに。
そして、せっかくならダイナミックに!と、パウンドケーキの焼き型で長方形の巨大プリンを作りました。

型から出て来た姿はかなりショッキングでした。プリンというより、巨大はんぺんみたい…

でも、ひと口大に切ってお皿に取り分けたら、なんだか可愛くなった♪
この手作りプリンが、形はともかく、ちょっと信じられないくらいに美味しかったのです!
自画自賛…と笑われるかもしれませんが、こんなおいしいプリン、初めて食べた!というくらい。
まず、風味が素晴らしい。バニラビーンズは入れていないのに、入れたかしら…と思うほど。
口当たりはぷるぷる&さっぱりだけど、じんわり濃厚。生クリームを入れたわけでもないのに。
これば私の腕ではなく、アイルランドの素材の良さが成せる業ではないかと思います。
考えてみれば、プリンの主材料である牛乳と卵って、この国が誇る自慢の食品。さらっとしているのに濃厚な味わいの牛乳は日本からいらっしゃるお客様がひと口飲んでうなるほどのおいしさですし、卵も、朝ごはんのシンプルな目玉焼きのおいしさに何度涙がちょちょ切れそうになったことか。
(ちなみに砂糖はアイルランドではポピュラーなブラウンシュガーを使いました)
以前に、お菓子作りが得意なやはりアイルランドに住む日本人の友人が、「日本のレシピをアイルランドの材料で作るのがいちばんおいしいのよ」と言っていたのを思い出しました。
フライパンで作るプリンのレシピはYouTubeに数えきれないほど上がっていますが、私が主に参照させていただいたのはこちら。この通りにしたらプルプルになりました♪→
フライパンの余熱利用で作る、極上滑らかプリンの作り方。失敗なく作れるコツを丁寧に紹介します。おいしい手作りプリンを堪能したあとで知ったことには、なんと今日5月25日は、偶然にも「プリンの日」だったそう!
理由は、2(ニー)5(ゴー)で、ニコッ…だから。美味しいプリンを食べると誰もがニッコリ笑顔になるから…だそうです。


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コメント
ようはっぱ
卵、冷蔵庫で残り3個になったし、今まで飲んでた低脂肪乳がなくなったのでふつーの牛乳を買ってきて。
よし!!準備万端。
作りました。
が、、、、カラメルソースの砂糖の量とプリン液の砂糖の量を全く反対にしてしまって。(>_<)
そのせいか、カラメルが焦げました。
苦味があって、それはそれでおいしかったんですが。
甘みが口に残って、ちょっと残念な結果でした。
いろんな簡単なコツはほおーでした。
次は、間違えないように、リベンジします。
2021/05/29 URL 編集
naokoguide
私もー。同じ間違いしかけました!!!
動画下のレシピに、どっちがプリン本体で、どっちがカラメルか書いてないですもんね!笑
ほかのレシピを見ると、わざとカラメルを焦げるまで火にかけて、大人の味…にするのもアリみたいなので、良かったかもしれませんね♪
私もまた作りたくなってきたー。今から作りますー!
2021/05/30 URL 編集
伊藤 良太
初めてコメントさせていただきます。
私は台湾に住んでいておいしい生クリーム、クリームチーズなど探しています。
そしてたどりついたのがアイルランドの生クリームでした。
https://www.chimeidiy.com/product/32dc4a55-0278-428b-a1e5-083b951940e8
フランス産の生クリームも美味しいですが
やはりこのアイルランドのものがミルク風味も有り、さっぱりしていても
しっかりとしたコクがあります。
アイルランド酪農はどうですか?
自然の放牧で薬や化学物質を使わないような育て方なのでしょうか?
よろしくお願いします。
2021/08/11 URL 編集
naokoguide
アイルランドは国土の50%が牧草地という酪農国です。
北海道より高い緯度にありながら、暖流のおかげで年間通して牧草が枯れることなく、家畜は一年のうちトータル11か月、野外で放牧可能。ヨーロッパでもっとも放牧日数が長いのがアイルランドと言われます。
カロチン豊富な生草が主食のため、バターは濃い黄色に。牛乳も、低温殺菌が主流なのでとてもおいしく、ひとり当たりの牛乳消費量はヨーロッパいちと言われます。。
薬や化学肥料については調べてみないとわかりませんが、それに依存してはいないという印象です。
お役に立てば幸いです。
Avonmoreのクリーム、お楽しみください♪
2021/08/12 URL 編集
伊藤 良太
そうなんですね。大変勉強になりました。
アイルランドはすごいですね。
普通にグラスフィッドの乳製品なんですね。
台湾の乳製品は最悪です。
種類が少ない上に高くてまずいです。
なのでとてもうらやましいです。
自分でもいろいろ調べていますが
また質問させてください。
よろしくお願いします。
2021/08/12 URL 編集
naokoguide
乳製品がおいしいので、当地ではアイスクリーム/ソフトクリームもとてもおいしいです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします!
2021/08/13 URL 編集
伊藤 良太
Avonmoreはアイルランドではおいしい乳製品が売っているところですか?
それともアイルランドでは普通ですか?
台湾ではフランス産の生クリーム、乳製品が多いんですが
フランスの酪農は優秀なんですかね?
フランスの生クリームはおいしいんですが
ちょっと脂っこいですね。
アイルランド産はミルク風味があって、コクがあるのにさっぱりしています。
私の嫁は台湾人ですがもともと生クリームが嫌いなんですが
このアイルランド製のものはおいしいと言って食べています。
フランス産のは脂っこいと言って食べません。
フランスのノルマンディー地方の酪農が有名だとか自分で謳っていますが
実際のところどうですかね?
アイスクリームやソフトクリームがおいしいのは本当にうらやましいですよ。
台湾では全部化学調味料、添加物で味付けされた甘くて脂っこいアイスです。
日本人も味覚障害ですが台湾人もひどい味覚障害です。
このような添加物まみれの食品をおいしいと言って食べています。
台湾人は新鮮な牛乳や生クリームから作った本物のアイスクリームの味を知りません。
というか牛乳と卵で自分で作れば良いんですが
台湾人は自炊もしないし研究心もないのでだめですね。
2021/08/13 URL 編集
naokoguide
Avonmore以外にも乳製品のメーカーはたくさんあります。どれもおいしいです。
フランスも農業国で、酪農も盛んだと思いますが、チーズのイメージですよね。私もフランスの乳製品については詳しく知りませんが。
でも、伊藤さまがおっしゃる通り、アイルランドのものの方がミルクの風味があってコクがある、というのは、どこの国で乳製品を食べても私も同じ感想なので、よくわかります。生クリームがお好きでない奥様のお口にも合うなんて、アイルランド産優秀!笑
アイルランドはタマゴや牛乳、バター、肉、魚…といった基本的な食材がおいしいのでありがたいです。台湾にもほかの国にはないもの、台湾ならではの美味しいものがきっとあることでしょうね!
2021/08/15 URL 編集