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ドーキーのディロンズ・パークとエデン・パーク

先週のことですが、よく晴れた日の午後に再びダブリン南郊外のドーキー(Dalkey, Co. Dublin)へ出かけました。
町の近くに海を見晴らす公園があると聞き、行ってみました。

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ドーキーの町からこんな小道を通って海沿いへ

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途中、映画『シング・ストリート 未来へのうた』のロケ地にもなった、コリメア・ハーバー(Colliemore Harbour)を通ります→シング・ストリートは実在します!…ロケ地いろいろ(2020年5月)

10分程歩くと、ディロンズ・パーク(Dillon's Park)という小さな公園が。

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海沿いの一角、ベンチやピクニックテーブルもあります

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海を見晴らす大きな石灰岩の岩場にすわり、対岸のドーキー・アイランドを眺めました。お天気も手伝って、まるで地中海の島にでも来たかのよう

ドーキー・アイランドには、1000年以上も前に建てられた教会廃墟や、19世紀初頭にナポレオンの攻撃に備えて各地に建設されたマルテロ・タワーなどがあり、本土からも肉眼でよく見えます。
中世には聖地としてあがめられた場所で、島の泉の水が壊血病を治癒すると信じられ、ヨーロッパ各地から巡礼者が訪れたそうです。壊血病はビタミンCの欠乏により起こる病気ですが、近年の水質調査により、ドーキー・アイルランドの水は実際にビタミンCの含有量が高いことが証明されたのだとか。

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海沿いの岩場を好んで咲くシー・キャンピオン(Sea Campion)が咲き始めていました。日本ではシラタマソウがこれによく似ています

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アザラシも出没。矢印の先をご注目、写真だと小さい…(笑)

ドーキー・アイルランドには現在も2つのホーリー・ウェル(聖なる泉)が残されているそうですが、2017年、対岸のこの公園内にも同様のものが発見されました。
ホーリー・ウェルは、キリスト教布教以前の、ケルト人の精霊信仰の時代から信仰対象となってきたもの。ダブリンだけで100を数えると言いますが、アイルランド各地におびただしい数が残されています。

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町のタイディ・タウン委員会が整備し、現在調査中とのこと。

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人々が願掛けに紐を結んでいったのでしょう。蝶は死んだ人の魂の象徴と言われます

ディロンズ・パークのほぼ真向いにもう一つ、ソレント・パーク(Sorrent Park)という小さな公園があります。

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園内は岩場を含み、上りつめると絶景が。北方面には遠くホウス半島(Howth)が見晴らせます

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そして南方面はウィックロウの山並みが

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19世紀ビクトリア時代かの公園のようで、それらしい装飾も。シャムロック、見つけた!

この日はここからドーキーの町へ戻りましたが、この公園からそのまま海沿いにキライニー(Kiliiney)方面へ歩いていけば、U2のボノの豪邸(Vico Road沿い)や、エンヤの豪邸エンヤ・キャッスル(Killiney Hill Road沿い)のある「アイルランドのビバリーヒルズ」へ続きます。
そう言えば昨年のロックダウン中、映画ロケに来て帰れなくなったマット・デイモン一家がしばらく滞在していたのもこの辺りでした。海辺やドーキーの町に出没して話題になっていました。

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マット・デイモンが来たというドーキーのコーナー・ノート・カフェ(The Corner Note Cafe, Dalkey, Co. Dublin)

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オーナーのメアリーさんとマット・デイモンの写真。外から見えるように飾ってあります

ドーキーの町歩き~ディロンズ・パークとソレント・パーク~ボノの豪邸~エンヤ・キャッスル~キライニー・ヒル登頂~キライニー・ビーチを散歩…みたいな「ドーキー&キライニー、絶景と有名人の豪邸巡り」ウォーキング・ツアーが出来るなあ、なんてことを思ってしまうのは、やはり職業柄でしょうか。(笑)

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ドーキーの町へ来たらすっかり恒例になったBel Gelatoのイタリアン・ジェラートを食べて帰りました。ピスタチオとチョコレート、絶品♪
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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