別々に種を蒔いた2つの鉢から、まるで申し合わせたかのように同時に芽が出ました!
こちらは、3週間ほど前に蒔いたナスターシャ。

芽が出る気配のケの字もなかったのに、今朝見たらふいに出てました!
この鉢に蒔いたものは、去年の夏のステイケーション(ステイ+バケーション=地元/自国でバケーションすること)の思い出です。
アラン諸島のイニシュマーン(Inishmaan, Aran Island, Co. Galway)での夏休み。島のそこここに咲き誇っていたナスターシャが印象的で、感激していたら、宿泊したB&Bアン・ドゥーン(
An Dún Bed & Breakfast and Restaurant)の女将さん、テレサがお土産に種をくださったのでした。
※関連過去ブログ→
イニシュマーンの夏休み③ 小さな島のグルメ宿/
イニシュマーンから持ち帰ったもの…(2020年8月)

イニシュマーン土着の植物ではありませんから、種が飛び散って島中に広がったのでしょうね。珍しい花ではないけれど、グレイの石灰岩の島をオレンジに彩る様がなんとも鮮やかできれいでした(2020年8月撮影)

左がナスターシャ、右がマリーゴールドの種。マリーゴールドも一緒に蒔きましたが、そちらはまだ出る気配なし…(2020年8月撮影)
そしてもうひとつは、10日ほど前に蒔いたこちら。蒔いた時期が違うのにまったく同じ日に芽がでるなんて、今日はそういう日なのかな?

こういう小さな芽🌱を見ると、ムクドリさんに食べられちゃう!とドキドキしてしまいます。子どもの頃好きだった『こぐまのたろ』という絵本の影響(笑)。愛読していたのは45年くらい前(!)のことなのに、その場面でドキリしたのが今もよみがえる~笑
この種は今月初めころ、ポストに入っていたのです。一昨年より近所のラウンドアバウト(円形の交差点)の中島がワイルドフラワー畑になったのですが、そこで育った花の種をご近所の皆さんにお裾分けします…とのこと。嬉しい!

ダブリン市も協賛、我が町のバイオディバーシティー・アクション(生物多様化)・プロジェクト。空きスペースに蒔いて、蝶やミツバチ、虫や小鳥のお手伝いをしましょう、と書かれていました
このバイオディバーシティーの取り組みは、ここ数年アイルランド各地で推進されています。
町のちょっとしたスペースがワイルドフラワー畑になり代わっていて、ダブリン市街地のど真ん中にあるトリニティー・カレッジの正門前も耕して種を蒔くとニュースで言っていました。パンデミックでめっきりトリニティー周辺に行かなくなったので、その後どうなったかな。
庭がないので空いていた大き目の鉢に蒔きましたが、どんな花が咲くのでしょう、楽しみ。蝶々やミツバチが我が家にもたくさん来てくれるといいなあ。
ナスターシャもワイルドフラワーも、コマドリさんに食べられずにちゃんと育ちますように。

今、我が家のチューリップがきれいに咲いています。ほかにも数種類植えましたが、今年はいずれも不作で、Flaming Clubという名のこの子だけが見事に咲いてくれました
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