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102日ぶり!半径5キロ圏内から居住県内へ移動拡大

ついに今日から、行動制限の緩和が始まりました!
12月下旬、変異株の影響による激しい勢いの第3波に飲み込まれ、大晦日から急遽ロックダウンしたアイルランド。不要不急の小売店、レストラン、美容院などがすべて閉まり、移動は半径5キロ圏内に制限され、学校も閉鎖…という3度目のロックダウンは3ヶ月強に及び、本日102日ぶりに一部が緩和されました。
移動は居住県内(または半径20キロ圏内)へ拡大。3月より一部学年から段階的に登校を始めた小中高校も、本日より残りの学年含め全生徒が教室に戻りました。
建設現場も住宅工事のみ再開され、2万人が職場復帰したそうです。

お隣りのイングランドでは、今日から不要不急の小売店が開き、レストランの屋外飲食が開始されるなど大々的な緩和が始まりました。北アイルランドでも屋外で社交出来る人数が10人までに増えるなど、ワクチン接種が抜きんでて進んでいるイギリスは緩和ペースが速いです。
一方で、ドイツでは今日から規制が厳しくなり、イタリアでは緩和を求めるデモが起こっているとか。同じヨーロッパでも感染拡大のタイミングや、対策にはかなりの差があります。
アイルランドは今後、夏まで時間をかけて少しずつ緩和を進める計画で、小売店やレストランが開くのは5月以降となる予定。まだまだ先は長いです。
※緩和プランについての過去ブログ→ついに制限緩和、ワクチン・ボーナスの導入と、居住県内へ移動拡大(2021年3月)

数値は一時期に比べると格段に良くなり、新規感染者数は2日続けて400人以下、緩和中だった12月中旬のレベルに下がったとのこと。入院患者数、重篤者数も第3波到来以後もっとも低い数値となりました。
ワクチンも細かい問題はありつつも進んでいて、1~2日前に接種数が100万を超えました。緩和を進めるに当たり、アポなしで受けられるPCR検査場を各地に増やし、無症状者や変異株の洗い出しも行われています。
先月末より、一部の国からの入国者には政府が定めるホテルでの隔離義務が課せられるようになり、今週末からはフランスやイタリア、アメリカ、カナダも加わることに。(ホテル宿泊代は自己負担) 
※対象国のリストはこちら→Travelling to Ireland during the COVID-19 pandemic

あの手この手で対策を講じていますが、なんとか無事に緩和が進み、第4波が来ないことを願うばかりです…。

今日は102日ぶりに半径5キロを越える空気を吸いに行くぞ~!と思っていたのですが、いざ広い世界へどうぞ、と言われたらどこへ行こうか迷ってしまい、出遅れてしまいました。
慣れとは恐ろしいもので、半径5キロとバーチャルな暮らしにすっかり順応してしまった感あり…。
明日は行きたい場所を決めたので、久しぶりに広い世界へ出てみようと思います。と言っても県内なんですけどね。(笑)

cottagegarden0421
そんなわけで今日は軒先の花を愛でたり、摘んで室内に飾ったりしていました。満開のパンジー、ミスター・プリングルズの顔みたいに見えませんか?

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バラがわさわさ育ってきました。イングリッシュ・ローズは葉もきれい。剪定のタイミングが早すぎたのか、もう蕾が大きくふくらみ始めている株も…🌹🌹🌹
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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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