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老舗シェルボーン・ホテルのアフタヌーン・ティーをテイクアウト

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ハッピー・イースター!🐣🐰🌼

今日はイースター・サンデー(復活祭)。2月のパンケーキ・チューズデーを最後にプチ・レント(注1)としてチョコレートやケーキを断っていたソーシャル・バブルの友人クリスティーンのレント明けに便乗して、ダブリンの老舗シェルボーン・ホテル(The Shelbourne, Dublin 2)のアフタヌーン・ティーを一緒に楽しみました。
シェルボーンのロード・メイヤーズ・ラウンジ(The Lord Mayor's Lounge)のアフタヌーン・ティーは昔から有名で、私もお客様や友達と何度か体験したことがあります。(→最後に行ったのは3年前、奈加靖子さん X 松井ゆみ子さんとご一緒だった!)
ロックダウン中のためホテルではいただけませんが、テイクアウトして自宅で楽しめるパッケージを注文。
The Shelbourne - Takeaway Afternoon Tea

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甘くないサンドイッチが4種類。タマゴ、チキン&アボカド、スモークサーモンとブラウンブレッド、カボチャ・ペースト&トマト!

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甘いものは、バターミルクのスコーン、ジンジャー・ブレッド、4種のケーキ。エクレア、オペラ、マカロン、チョコレート・ムース入りのスフェア。イースター・エッグ型のホワイトチョコレートが添えられているのは今だけのスペシャルでしょう

2人分で100ユーロというなかなかのお値段とボリュームなので、3人でシェアしました。素敵な箱に入ってきて、その箱も捨てられない~。
ジンジャーマンのクッキーと、写真奥のレモン・タルトは、もしも足りなかったら…と懸念したディヴィッドが近所で買ってきてくれたもの。
ひとつひとつ凝ったお味でおいしくて、ああだ、こうだ言いながら、シャンパンや紅茶を飲みながら3時間程かけてゆっくりいただきました。アフタヌーン・ティーの習わしに従って、サンドイッチ類、スコーン、ケーキ…という順番で食べていったところ、最後の方は甘さがマックスに…。
ジンジャーマンの手をもいだり、足を割ったりして、ジンジャー&シナモン味で口直ししながらいただきました!

ソーシャル・バブルのクリスティーンとディヴィッドが、いろいろな情報を仕入れて家で楽しもう!と企画してくれるのが本当にありがたいです。
シェルボーンほど高級でなくとも、おいしいケーキは今どきたくさんあるけれど、コロナ禍で単調になりがちな日々にイベント事が欲しいんですよね、私たち。
毎年イースターにはケリー(Co. Kerry)へサーフ旅行に行くのが恒例でしたが、それが出来なくなって2年目。でも、ケリーにはまたもや行けなかったけれど、豪華なアフタヌーン・ティーをテイクアウトしたよね!って、楽しい思い出が作れた、そのことが嬉しく、大切だったのかな、という気がしました。

(注1)レントとは?…キリスト教の暦ではイースター・サンデー(復活祭)前の40日間をレント(Lent=四旬節)と言い、昔はイエスの死を悼み肉食を断つ習慣がありました。現代のアイルランドでもその名残りで、お酒やチョコレートなど嗜好品を断つプチ・レントを行う人がいますが、宗教上の理由ばかりでなく、普段の食べ過ぎ・飲みすぎをリセットするため…といったヘルシー志向をかかげる人も多いかもしれません。
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コメント

Mkwaju

1992年のシェルボーン
シェルボーンホテルに泊まったときの思い出で忘れられないことがあります。16年ぶりにダブリンを訪れた1992年8月のことでした。
午後チェックインした後、大きなバックパックからパジャマや旅の道具をあれやこれやとベッドの上に放り出したまま外出しました。夕方になって戻り、部屋に入ってびっくり。放り出しておいた衣類が整えてあり、パジャマがベッドの縁にきれいにかたちをつけて揃えてありました。プレスもしてくださったのか皺も伸びていたような気がしたほどです。勝手にさわられていやに思うひとも多いかもしれませんが、私には細やかな心遣いに感じられました。
そうそう、シェルボーンのレストランで初めて食べたRack of Lambのかつて味わったことのない旨さ。羊の概念を根こそぎ変えてくれた料理でした。たしかKellyのLambだったと覚えています。立ち働くひとたちも今では数少なくなったジョン・ギールグッドやエドワード・フォックス、アンソニー・ホプキンスを彷彿させる面影があったような。

シェルボーン以外で懐かしく思い出すホテルにはBunbegのTeac Campbell、LetterkennyのCastle Grove、BelfastのCulloden、Ballymaloeなどがあります。Ballymaloeで朝食をとっているとき、Myrtle Allenさんが入ってきて私たちに投げかけてくれた微笑みも忘れられません。

naokoguide

Re: 1992年のシェルボーン
Mkwajuさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
素敵な旅の思い出をシェアしてくださり、ありがとうございます!
私もシェルボーン級の高級ホテルに仕事で宿泊した際、ベッドに脱ぎ捨ててあったパジャマがきれいにプレスされて新品のごとく置かれていてびっくりしたことがあります!ちょっとだけ、お姫様になったような気分でした・笑。
シャルボーンのラム料理は有名で、私も「おいしいラム肉が食べたい!」というお客様に何度かお勧めしたことがあります。レストランの雰囲気もサービスも素晴らしいですよね。
そして、アイルランドのそのほかの場所で宿泊されたホテルも素晴らしい場所ばかりですね。CullodenやBallymoloeにまた行きたくなりました!
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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