今日から時計の針が一時間早まり、サマータイム(Daylight Saving Time)になりました。
昨晩はたまたま夜遅くまで起きていたので、時間が変わる瞬間を見ました。ラップトップの隅の時間表示を午前0:59から直視していたら、1:00をとばして2:00になった!
一昨年、EUで2020年を最後にサマータイム制度を廃止する話が持ち上がり、
昨年の10月で時計の針を戻すのは最後になるかも…なんて報じられていたのですが、折からのパンデミックでその話は先延ばしになりました。
第一次世界大戦禍に節電対策として始められた「デイライト・セイヴング」。(「日光の節約」とでも訳したら良いでしょうか)
廃止の理由は、導入から100年が経過し、テクノロジーの発達により節電効果が薄れ、それよりも体内時計が狂い心身に悪影響を及ぼすことの方が懸念されるようになったから。
廃止後は、冬と夏のどちらの時間を標準にするのか国ごとに決めるという話ですが、それもどうなんでしょうね。ヨーロッパ内で時間ががちゃがちゃになりそう。
アイルランドは島内に英領北アイルランドがありますから、北海道ほどの小さな島で時差が応じてしまうことになったりしたら不便極まりないですし…。
いずれにしても、今年に関してはこれまで通り、今日から10月最終日曜日まで、1時間の「デイライト」が節約されます。日本との時差も9時間から8時間に縮まりました。
今日のダブリンの日の入り時刻は19時53分。今19時を少しまわったところですが、まだまだ外は明るい!
現行の最高レベルの制限の終了が4月5日とされており、来週初めにも政府より緩和の内容が発表されることになっていますが、半径5キロの行動制限が10キロに広げられるかも…との噂が。日が長くなるこれからの時期、たった5キロでも行ける距離が伸びたら、嬉しすぎてルンルン踊っちゃうかも。
サマータイム初日の今日は戸外ではつらつと過ごしたい気分でしたが、あいにく春の嵐さながらの悪天候。
強風で、窓の外を、近所の植木やデッキチェアが舞っていました。(笑)
早咲きの桜はこの風雨でかなり散ってしまうかもしれません。

数日前、晴天のフェニックス・パークにて。ソメイヨシノ(←ダブリン市内のボタニカル・ガーデンズにあります)や八重桜はまだまだこれから…です
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