コロナ禍2年目の静かな、静かなセント・パトリックス・デーでした。
数日前よりシティセンターの主要な建物がアイルランド・カラーのグリーンにライトアップされていると聞いていたので、夕方ちらりと見に行ってみました。

ダブリン大学トリニティーカレッジ(Trinity College, Dublin 2)。この大学の図書館にある『ケルズの書』を思わせるような渦巻きや組み紐の模様が
セント・パトリックス・デーに建物をグリーンにライトアップする「グリーニング(Greening)」というイベントは、アイルランド政府観光局の呼びかけによりここ数年さかんになり、今や全世界で行われてます。
今年は世界66か国で、700近い箇所がグリーンに輝いたそう。

トリニティーカレッジすぐ脇のバンク・オブ・アイルランド(旧国会議事堂)

現国会議事堂のレンスターハウス(Leinster House, Dublin 2)と、隣接する国立図書館(National Library, Dublin 2)

ダブリン市長公邸マンション・ハウス(Mansion House, Dublin 2)

教会の塔だけがほのかにグリーンになっていた聖パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral, Dublin 2)。5世紀、聖パトリックは、この地にわいていた泉の水でダブリン市民をキリスト教徒に洗礼しました
リフィー川の河口の方もライトアップされてきれいなようです。
昨日なのか、おとといなのか、500基のドローンを使ったこんなライトショーも行われていたよう。人が多く集まることを懸念してか、事前の告知はなく、動画が公開されて初めて知ったのですが。
これまで、セント・パトリックス・デーは仕事か、そうでなければ西海岸へサーフィンに行っていましたから、ダブリン市内の「グリーニング」をちゃんと見たのは初めてだったかもしれません!
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