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春の散歩、マウント・ジェローム墓地とマウント・アーガス公園

今日のダブリンはこの春いちばんのお天気だったのではないでしょうか。
日中の最高気温15度。抜けるような青空で、体感温度は20度くらい、半袖短パンで歩いている人も見かけました。
昔、小学校の卒業式で輪唱した「うららかに~、春の光が降ってくる~、良い日よ~、良い日よ~♪」…という歌が思わず口をついて出てくるような、「うららかな春の日」そのもの。

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近所の桜が満開!

こんないい日を走り抜けてしまうのがもったいなくて、今日はジョギングではなく、長めの散歩をすることに。
自宅から2~3キロの距離なのにこれまで一度も行ったことのなかった、マウント・ジェローム墓地(Mount Jerome Cemetery, Harold's Cross, Dublin 6W)へ行ってみました。
ダブリンでは墓地と言えばノース・サイドにある宗派を問わないグラスネヴィン墓地(Glasnevin Cemetery)が有名ですが、グラスネヴィンと同じく1830年代に出来た、サウス・サイドのプロテスタント信者の墓地がマウント・ジェロームです。
(1920年代以降はカトリック教徒も埋葬されています)

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30万人が埋葬される広大な墓地。さまざまな形の墓石がえんえんと連なる様子は壮観

ここには、後世にその名を残した人も多く埋葬されています。私がお墓詣りをしたかった人は、2012年に亡くなったベストセラー作家のメイヴ・ヴィンチー(Maeve Binchy、1940–2012)、オスカー・ワイルドのお父さん(William Wilde、1815–1876)、ノーベル文学賞作家W.B.イェイツの弟で画家のジャック・B・イェイツ(Jack Butler Yeats、1871–1957)、私と誕生日がきっかり100年違いの劇作家ジョン・ミリントン・シング(John Millington Synge、1871–1909)。
ところが、墓地に行けばきっと著名人の墓マップとか案内板のようなものがあるだろう、と考えていた私が甘かった。博物館もあり、墓地の見学ツアーもあるグラスネヴィンとは違って、ここに来る人はお墓参りか、敷地内の教会へ向かう霊柩車、またはお葬式の参列者のみ。墓地内の通りの名前の看板はあったけれど、具体的な場所の案内版などはいっさいなく、大量の墓石の中からお目当ての人を探すことはとてもじゃないけれど出来ませんでした。
(新型コロナ禍でなかったら、事務所へ行って聞けばわかったかもしれません)

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敷地内のイチイの巨木の並木道。200年という墓地の歴史を感じさせます

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広大な墓地をぐるり散歩して出口へ向かうと、どこからともなく沈丁花の花の香が。見ると、行く手の垣根に咲いていました

マウント・ジェロームからの帰り道、すぐ近くにある、これまた一度も入ったことのなかったマウント・アーガス公園(Mount Argus Park, Harold's Cross, Dublin 6W)へ立ち寄りました。

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19世紀建立のマウント・アーガス教会(Mount Argus Church)は、この地区のカトリック教会。マリア様の素敵なグロットがありました

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川が流れる園内はのどかな雰囲気。みんな草の上に寝そべったり、ピクニックしたり

春の日差しがあまりに心地よく、ありがたくて、私もしばし寝そべって日光浴。例の「うららかに~♪」の歌が、頭の中で輪唱し続けていました。(笑)

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足元にはスミレがいっぱいに咲いていました。春の野の花の中でいちばん好きな花♪

明日はセント・パトリックス・デーの祝日。小さな子供たちは学校で何らかのイベントがあったのでしょう、緑の服を着て、国旗やシャムロックを絵に描いて切り抜いたものをヒラヒラさせながら、学校の帰り道を駆けまわっていました。
毎年セント・パトリックス・デーの頃は季節の変わり目で天候不順になりやすく、過去には雪が降ったことも。今年はパレードも何もなく、イベントはオンラインのみですが、少なくともお天気は良いようで良かった!

Happy St. Patrick's Day! ☘☘☘
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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