セント・パトリックス・デー(3月17日)が目前に迫っていますが、ロックダウン中の当地は静かな週末です。
日本では各地でグリーン・ライトアップをはじめとするイベントが始まり、本国以上に盛り上げてくださっている印象。もともとは海外在住のアイルランド人が故郷を想ってお祝いする日でしたから、図らずして本来の意義に立ち返ったかのようです。
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2021年、日本で行われるセント・パトリックス・デー関連イベント(英文のあとに日本語あり)
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関連ブログ:袋井市のオンライン・アイルランド・フェスティバル!(3月14日~)さて、当地アイルランドのセント・パトリックス・デー関連イベントは、今年はすべてバーチャルで開催されます。
3月17日の当日まで、下記のチャンネルで音楽、ダンス、ウォーキング・ツアー、詩の朗読、自主制作映画、ヨガ・クラス…など多岐にわたるイベントが無料配信されており、全世界から視聴できます。
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St Patrick's Festival Dublin, Ireland, The World 12-17 March 2021配信が終了したものも、見ることが出来るようです。(ライブ画面下にある番組表のイベント名をクリックすると、YouTube動画が出てきます)
私は「
The Book of Kells and Old Library Tour」(「ケルズの書」とオールド・ライブラリー・ツアー)、「
A History of Irish Food with Tadgh Byrne: Ep 1」(タイグ・バーンによるアイルランドの食の歴史・エピソード1)を楽しみ、今は「
Kíla」(キーラのライヴ)をチラ見しながらこれを書いています。
聖パトリックの話をオモシロ歴史として紹介した短い動画もあり。「The Dodgy History Of Ireland - Ep. 2 The Ugly Truth About St. Patrick」(怪しいアイルランドの歴史 - エピソード2 聖パトリックのおぞましい真実)
そのほか、リマリック、キルケニーなど、独自にヴァーチャル・フェスティバルを行っている都市もあり、それぞれのウェブサイトやSNSで音楽やワークショップなど各種イベントが無料配信されています。
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Limerick St. Patrick's Festival→
St. Patrick's Festival Kilkennyキルケニーを本拠地とするアニメーション・スタジオ、
カトゥーンサルーン制作の映画『ウルフウォーカー』と、作中の音楽を演奏したKíla(キーラ)がコラボするライヴはぜひ観たいかも!
そして、ケルト音楽バンドの中でも私が特に好きなルナサ(Lúnasa)は、独自でバーチャル・セッション開催。3月14日(月)20:00~(日本時間15日(月)5:00~)にYouTubeで配信されます。
こうしたオンライン・イベントは見る側にとっても嬉しいですが、たとえヴァーチャルでもパフォーマーの皆さんに活躍の場を持っていただけることが何より嬉しい。コロナ後の世界でも芸術や旅が人々の心の糧として残っていくためには、どんな形であろうとも、絶やさず続けていることが大切です。
実際に人が集ってのイベントが出来る世の中になるにはまだ道のりは長いですが、皆さん、それぞれの場所で今出来ること、今与えられることを、ご一緒に楽しみましょう!

本日ジョギング中、シャムロック(Shamrocks=若い三つ葉、アイルランドの国花)見つけた!春浅いこの時期、葉っぱはまだ1センチにも満たないサイズですが、これぞ「若い三つ葉」、正真正銘のシャムロックです☘
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