大晦日に始まった3度目のロックダウン(レベル5の制限)ですが、当初1月末までとされていたのが
3月5日までに延長され、本日政府より、さらにもう1ヶ月の延長が発表されました。
移動は半径5キロ圏内、エッセンシャルワーカー以外は自宅から仕事…といった現行の制限が、少なくとも4月5日のイースターマンデーまで継続されます。
ただ、学校とチャイルドケアだけは、来週より再開されます。
3月1日より、まずは受験を控えた高校3年生と、小学2年生までが登校。その2週間後に高校2年生と残りの小学生が、そしてイースター休暇後の4月半ばより残りの中高生が…といった具合に。
そして、当初3月末までとされていたパンデミック失業給付金(PUP)をはじめとする個人やビジネスへの休業手当ての支給は、制限延長に伴い、6月末まで延長されることになりました。
本日のスピーチでミホール・マーティン首相は、3月は数値を下げる月間に、と呼びかけました。第4波を迎えることがないように、そして、4度目のロックダウンはしなくて済むように、とも。
現在アイルランドの新規感染の90%が感染力の強いイギリス変異株だそうで、感染者数は第3波のピーク時から10分の一以下に下がっているものの、まだまだ市中感染力が強い状態。変異株、恐ろしや…です。
昨日イングランドは具体的な日にち入りの4段階の解除プランを発表し、6月下旬までに全解除する見込みを示しましたが、それが出来るのはやはりワクチン接種がダントツに進んでいるからでしょうか。
(→
ジョンソン英首相、イングランドのロックダウン段階的緩和を発表(BBC News Japan))
それに比べるとアイルランド政府のアプローチはかなり慎重で、4月5日以降の具体的な解除の道筋は現段階では示されませんでした。
数値の下がり具合やICUのひっ迫度、ワクチン接種の進み具合をモニターしながら判断するとのことで、4月5日以降の解除項目として考慮されるのは移動距離の拡大、複数世帯との屋外での社交、屋外スポーツの再開…などで、レストランの店内飲食や屋内施設の再開についてはさらに先延ばしになるような含みでした。
美容院が開くのは夏頃になっちゃうかも…。昨年7月に行ったきり、こうなったらどこまでも伸ばしてやる~(笑)。
本日のティーショック(首相)の話によると、6月末までに18歳以上の国民の82%がワクチンの一回目の接種を、55~60%が2回の接種を完了することになる、と。
私のワクチン接種の優先順位は15段階中、下から2番目なので、年内に接種出来ればいい方かな…と思っていましたが、今日の話を聞いて、思っているより早く順番が来るのでは…という気が。まあ、アストラぜネカのワクチンの供給量が減らされることもさかんに報じられていますので、予定通りの量がスケジュール通りに来ればの話ですが。
いずれにしても、あと6週間、半径5キロ圏内の暮らしが続きますが、これで最後のロックダウンになることを願って辛抱するよりほかなし。
ここまで来たら徹底的に数値を下げて、胸を張って解除の日を迎えたいものです!
※参照→
At a glance: What's in the revised Living with Covid plan(RTE News)など

2年目のヒヤシンス。球根を掘り上げずに植えたままにしてみましたが、きれいに花を咲かせてくれました。背後にスイセンが植えてあり、昨年は一緒に咲いたのですが、今年はヒヤシンスだけ先に咲いてしまいました
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