この一年、外食の機会が制限され、毎日自炊せざるを得ないことになったため、食べるものをコントロールできるようになったのは良いことでした。
かつては一年の半分は家にいないような生活でしたので、ホテルやレストランでの食事が日常。おいしいものをたくさん食べることが出来て幸せでしたが、夏の繁忙期も終わりに近づくと胃も疲れてくるし、体重のコントロールも難しいし…と、思えば贅沢な悩みを抱えていたものです。
炭水化物は少なめにして肉、魚メインで2食…というのが、近ごろの私の食事パターンですが、もともと野菜大好き…という方ではないので、サラダを食べようとか思わない。その代わりによく食べるのが、アイルランドで一般的なハンドミキサーで野菜をピューレ状にしたスープです。
日本では、さらさらのコンソメではないこういうスープをポタージュというのでしょうか。でも、つなぎの小麦粉は入れません。

ニンジンとオレンジのスープ

ブロッコリーのスープ

パースニップ(シロニンジン)とリンゴのスープ
まさに「食べる」スープで、大き目のボールでたっぷりいただくとかなりのボリュームです。
アイルランドではこういうスープにパンを添えて、一食分のランチとする人も多いです。生野菜をあまり食べないアイルランド人は、これで野菜不足を補っているのかな…と思っていたら、いつの間にか私もそうなっていました(笑)。
ベースはタマネギとジャガイモ。作り方は、アイルランドのお料理本も出版しておられる松井ゆみ子さんのこのレシピを参考にさせていただています。
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Yumkoのサバイバル・クッキングレシピ(ブロッコリスープ/ broccoli soup)何度も作っているうちに自己流になってきて、ガーリックと牛乳は省くことが多いのですが、必ずゆみ子さんのレシピ通りにしていることは、最初にオリーブオイルでタマネギを炒めることと、最後にクリームチーズを加えること。
写真で白いものが粒々しているのは、混ざり切っていないフィラデルフィアです(笑)。(ときどき塊があるのも好きなんです!)
ニンジンとオレンジ、パースニップとリンゴ、という組み合わせは、以前にレストランで食べておいしかったスープをマネしました。注意すべきは、オレンジはよく熟した甘いものを使うこと。でないと、苦くなってしまうので。
(私は、手に入らないときは、100%のオレンジジュースで代用しちゃいます)
そろそろ春めいてきてスープの季節も終わりかな…とも思ったのですが、日本もまたちょっと寒くなったと聞いたのでご紹介してみました。
作り置きも出来て便利。おうちで簡単アイルランド気分、ぜひ試してみてください♪
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コメント
松井ゆみ子
北西部に引っ越してきて、さらにスープが欠かせなくなっています。身体の中からあっためるのがいちばん効果的ですもんね。オーツでとろみをつけるのも好きです。最近凝ってるのは、鮭とたまねぎ、じゃがいもetcを白味噌プラス牛乳で、石狩鍋風にしたスープ。
冷製スープも作ってみたいのだけど、ここでは「食べたいな」って思えるような暑い日が滅多にないから出番がないままです〜〜 ゆみこ
2021/03/04 URL 編集
naokoguide
レシピ、活用させていただいてますよ~
そして、な、なんと、今夜の夕食は、タマネギたっぷり鮭の味噌スープでした~!私はジャガイモとキノコをプラス、牛乳なしでしたけど、奇遇ですね、同じようなもの食べてたなんて(笑)。
私は一度鮭を焼いてから、そこに具沢山のスープをかけて、わしゃわしゃ食べました。
そうですね、夏のクロアチアとか、スペインとかで食べた冷製スープはとってもおいしかったけれど、ここでは温かいのがいいですね♪
2021/03/04 URL 編集
ようはっぱ
この週末作ろうと材料を用意したのですが、2023年のラグビーW杯フランス大会のチケットが3月15日に発売になると知って、全てが吹っ飛んでます。
3月15日からはチームパックとシティパックが発売になります。
私が応援してるアルゼンチンのチームパックを選ぶとアイルランドの試合日程や場所となかなか合わない、、、
日本の試合もアルゼンチン以外も見たいし、、、
今、チケットを取りたい試合を必死で調整してるところです。
でーもー、その前に英語で2023ファミリーに登録しなくちゃ!!です。
そっちの方が難しいかも。
2021/03/07 URL 編集
naokoguide
すべてが吹っ飛んでしまうほどの楽しみがあるのは、コロナ後の世界へ向けての生きがいになりますよね!
ご希望のチケットがゲット出来て、すべてがうまくいきますように。スープはいつでも作れますから!(笑)
2021/03/07 URL 編集