昨晩はソーシャル・サポート・バブルのディヴィッド&クリスティーン宅で、毎週恒例の土曜の夜のディナー&映画鑑賞の会。
長引くロックダウンのおかげで(笑)、この冬何度目になるでしょうか、
チーズ・フォンデュ・ナイト。映画は日本を舞台としたストップモーションアニメ『Isle of Dogs(犬ヶ島)』(2018)を観ました。
そして、昨晩のハイライトはなんといってもデザート。クリスティーンがバレンタインのウィークエンドだから…とサプライズでオーダーしてくれた、夢のようなケーキ・セレクションが届いたのです!

じゃ~ん!30センチ四方くらいの箱に美しいミニ・ケーキが7つ
箱を開けて思わず私が叫んだのは、「リオがオーダーしたケーキだ」!
リオとは我らがアイルランドのレオ・ヴァラッカー副首相。クリスマスの頃に「夢見ていたケーキが…」とインスタグラムに写真をアップしていたのです。
レオ副首相は同性のパートナー、マシューさんと、ダブリン・ライフをエンジョイしている我々の同世代です。私たちが行くようなカフェやレストランで食事を楽しみ、公園でジョギングして…と生活圏内が同じ。(レオんちの方がもうちょっと山の手の住宅街ですが、ダブリンは小さいので・笑)
このケーキのことは私は彼のインスタグラムで知りましたが、以前から話題だったよう。店舗はなく、高級ホテルやレストランなどに卸しているケーキ屋さんのようで、オンラインでオーダーすると自宅にデリバリーしてくれます。(木~土曜日、ダブリン県内のみ、35ユーロ)
→ル・パティシエ(
Le Patissier)
カフェやレストランでの飲食が制限されているコロナ禍の今、自宅で楽しむのにぴったり。レオがオーダーしたのはクリスマス・スペシャル、私たちのはバレンタイン・スペシャル。
今予約を受け付けているサバイバル・キット(
The Survival Kit)には錠剤とかビタミンC補給ケーキもあるみたいです。(笑)
7つのうち5つをお皿に出して、3人でシェアしました。日本にはこういうタイプの凝ったケーキがたくさんあるでしょうが、ダブリンでは珍しいのでワクワク。
ひと口食べて感想を言い合って、「次どれにする?」と悩んで…まるでケーキ試食会のよう。

それぞれのケーキに特徴があって、甘すぎずおいしい!
どれも甲乙つけがたいお味でしたが、3人一致でいちばん好き!と決定したのはピンクのハート形ケーキ。中央にラズベリーソース入りの、世にもおいしいホワイトチョコレートのムースでした。
アイルランドのバレンタインズ・デーは男性が女性に花やチョコレートを贈る日。以前はカップルに限定されている感があったけれど、いろいろなことがジェンダーレスになりつつある世の風潮もあり、クリスティーンのように「自分でオーダーしちゃった。一緒に食べよう!」みたいなイベント感が増してきたように思います。
(パートナーからもらうことを期待して待つのではなく、自らオーダーしてみんなにシェアするクリスティーンはスゴイと思う)
私も「ハッピー・バレンタインズ・デー!」と2人にチョコレートをあげました。「日本ではロマンチックな愛がなくても好きな人にはあげてもいいのよ~」と、義理チョコを拡大解釈して。(笑)
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