近所のカフェ、ダディーズ（Daddy's, Rialto, Dublin 8）に週末だけの特別メニューがあることは以前から聞いていました。
※過去ブログ→行列ができる近所のカフェ、ダディーズ（2020年11月）

その名もクロワッサン・プディング。複数の友人から、クロワッサンと名がつくけれどカタチはクロワッサンじゃなくて、ハニーがかかっていて、ベーコンがのっていて、チョコレートの味もする…と聞けば聞くほどよくわからないのですが、皆が口をそろえておいしい！というのでずっと食べたいと思っていました。
クリスマス／年末年始の休暇が明けて、数日前よりオープンしたダディーズ。今年初の週末営業となる昨日、朝いちばんで幻のクロワッサン・プディングを買いに出かけました。この冬いちばんの冷え込みで、気温はまだ氷点下で寒かったので、パジャマの上からダウンジャケット＆スキーパンツといういで立ちで。（そのくらい近所なのです…笑）


寒いけれど素晴らしい青空！朝からこんな青空が広がることは冬のダブリンには珍しい。朝いちばんだったのでさすがに行列もなし

今どきのダブリンの若者はサブカルで、日本のアニメや漫画、ゲームなどの影響もあって、日本語の音や響きを普通にカルチャーの中に取り入れているようです。かつて私の「ナオコ」という名を正しく言えるアイルランド人はほとんどおらず、「ネオコ」「ナオカ」はまだいい方、日本人と言えばヨーコ・オノだから「ヨーコ」になっちゃったり、携帯電話の「ノキア」と呼ばれたことも。（友人のお父さん、お母さん、ご近所の年配層はいまだに私の名前は言えない・笑）
ところがダディーズのレジの若い女の子は、たった一度聞いただけの「ナオコ」を完璧に覚えて発音できる。メガネに帽子、マスク姿でほとんど顔が見えないにもかかわらず、「ハッピーニューイヤー、ナオコ！」と言われて驚きました。

12月にしばし店内飲食が許可されたカフェやレストランですが、レベル5の制限下となり、再びテイクアウトのみでの営業に戻っています。
ダディーズは以前にも増して感染防止対策が強化され、店内には注文する人しか入れなくなっていました。注文してお金を払ったら店の外で待ち、出来上がった食べ物は別の扉から出てきます。
行列がなくても、その間10分くらい待つので、やはり完全防寒してきて良かった（笑）。

出来立ての温かい箱をかかえ、自宅に戻りさっそく開けてみました。


じゃ～ん、これが夢にまで見たクロワッサン・プディング！メニューにのっている正式名称はダブル・ベイクド・クロワッサン・プディング


クロワッサンの生地が層になっていて、その間にチョコレートとカスタードが良い加減に入っている。ベーコンをのせた上から、これまた程よい量のハニーがかかっています

これは、おいしい！
ひと言で例えるなら、ブレッド・アンド・バター・プディングに似ている。でも、パンよりも薄いクロワッサン生地だから、食感が軽い。ブレッド・アンド・バター・プディング好きの私にはかなりグッとくる、感激の食べ物でした。
友人ディヴィッドは食べ応えがありすぎてちょっと重かった、とも言っていましたが、デザートじゃなくて朝ごはんに食べた私にはちょうど良かったです♪

今、日曜日の朝。今日も買いに行きたい衝動と格闘中…です（笑）。

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