毎週土曜の夜はソーシャル・サポート・バブルの友人ディヴィッド&クリスティーンと、どちらかの家でディナーをするのが再ロックダウン中の恒例に。
(「バブル」についてはこの日のブログ参照→
新型コロナ禍の新しい会話、「あなたのバブルは誰?」)
イタリアン・レストランで打ち立ての生パスタを買ってきてイタリアン・ナイトしたり、お寿司をテイクアウトしてジャパニーズ・ナイトしたり。
数週間前、ディヴィッドが今日のディナーはサプライズ!と言うので、いったい何だろう…とワクワクしながらおじゃますると、「ヨーッホ、ヨーッホ~♪」とヨーデルが流れていました。その日はスイス・ナイトで、フレンチ・アルプスのスキー場でみんなで食べた思い出のチーズ・フォンデュを再現してくれたのでした。
(だからサプライズのヒントが「シャブ、シャブ~」だったのか。2人は日本でしゃぶしゃぶを食べて感激し、チーズ・フォンデュみたい!と思ったらしい。日本人の私には、そのヒントがかえって難しかった…笑)
そのスイス・ナイトが楽しくて、おうちでのチーズ・フォンデュが思いがけず簡単でおいしいことが分かったので、昨晩も再び。ヨーデルはもうかけませんでしたけど(笑)。

クリスティーンが容器ごとオーブンに入れてトロトロにできるチーズを2種類買ってきてくれました。茹でたじゃいがも、ひと口大に切ったパン、生ハム数種をチーズにディップしていただきます~♪
この方法だど、フォンデュ用鍋がなくても簡単にできます。
本来はパン+チーズが主役ですが、アイルランドはやはりジャガイモがおいしいので、ジャガイモ+チーズが私のお気に入り。生ハム類は本場ではチーズにつけず、箸休めに食べるものらしいですが、私たちはお構いなくディップしちゃってます。(笑)
昨年フレンチ・アルプスでチーズ・フォンデュのおいしさに開眼した私たちは、
ダブリンにスイス人カップルが経営するエーデルワイス(edelwise)というフォンデュ専門レストランを見つけ、すっかりそこの常連になる勢いでした。
ところがオーナーが代わって、残念ながら閉店。チーズ・ファンデュ難民になってしまった~とがっかりしていたので、おうちでフォンデュ♪のアイデアにすっかり魅せられてしまったのでした。

デザートは2人が買ってきたチョコレート・フォンダンと、私が持参したピーカンパイにアイスクリームを添えて。これがまたおいしくて、あんなにたくさんチーズやイモを食べたというのに、「明日地球が滅びても悔いがないように…」とかなんとか言いながらペロリ
食後の映画観賞も恒例になりつつあります。先週はキーラ・ナイトレイの『Pride & Prejudice(プライドと偏見)』(2005)を、その前の週は日本が舞台のボンド映画『You Only Live Twice(007は二度死ぬ)』(1967)を観ました。
ディヴィッドが映画に詳しいので、私が好きそうなもの、自分ではチョイスしないだろうけど観たらきっと好きであろうものをあれこれ提案してくれるのでありがたいです。
昨晩はホラー映画『A Quiet Place(クワイット・プレイス)』(2018)を観たのですが、ちょっと『28 Days Later(28日後…)』(2002)を思い出すよね~と言ったら、なんと新型コロナで公開が来年に延期された続編には『28 Days Later』の主演のキリアン・マーフィーが出ているのだそう。必ず見なくちゃ、楽しみ♪
今週からいよいよレストランも映画館も再オープンします。
ロックダウンだったから仕方なく自宅でレストランごっこ、映画館ごっこしていたわけですが、いざそれをしなくてよいとなると、それはそれで名残惜しい気持ちに。
3月からの新型コロナ禍での暮らしは、個人的にはこれまでのところ、大変なことよりも心温まる出来事の方が多いです。ソーシャル・バブルの2人をはじめ、周囲の人たちの思いやりのおかげで。
土曜の夜のひとときもそのひとつ。何年か経ってあの2020年は…って思い出話をするときにはきっと、「チーズ・フォンデュのあとで、デザートいっぱい食べて、怖い映画観たよね~」って話すことでしょう。

我が家も少しずつクリスマス仕様に。昨日はポインセチアを2鉢買って、一鉢はディヴィッド&クリスティーンに、一鉢は自宅に飾りました
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