今日のダブリンは快晴でしたが、日中でも気温6度。冬の訪れを感じさせる、ピリリとした空気でした。
走ると暑くなるのでまだまだ半袖でジョギングしていましたが、今日はついに長袖にスキー用のネックウォーマーも着用。冬のアウトドア用に、イヤーウォーマーもオンラインで注文済みです♪

運河のハクチョウたちも心なしか今日は寒そうに見えました
6週間の予定のレベル5の行動制限、いわゆる再ロックダウンも残すところ2週間を切り、政府の出口対策に注目が集まっています。
欧州各地でまだまだ猛威をふるい続けている新型コロナの第2波ですが、アイルランドは再ロックダウン前半の3週間で日々の新規感染者数を10月半ばの第2波ピーク時の半数に激減させ、フィンランド、アイスランドに次ぐ優等生となりました。
EUの国境管理システムの「信号」の色も赤からオレンジに。※参考→
Re-open EU(アイルランドはオレンジ地域からの入国者は「入国前3日間以内に陰性結果があれば行動制限不要」としていますが、入国の条件や制限は国ごとに違います)
ところが4週間目から数字が停滞→少し増加してしまった!
一日の新規感染者数が200人台まで減ったのに、今は400人台。0.6まで下がった実効再生産数も、0.7~0.9になってしまいました。(0.5に落とすことが政府の目標)
このほんの少しに見える増加が命取りになりかねない。成果が出ていることで気が緩んだのか、ワクチン治験の高い有効性のニュースに安心したのか、人間の心理ってそういうものなんですね…。
これまでの努力を無駄にしないよう、あと2週間、他者との不要な接触を減らしましょう、出来るだけ家にいましょう、と政府はさかんにメッセージを発しています。
昨日はグラフトン通り(Grafton Street, Dublin 2)のクリスマス・イルミネーションが早々点灯されました。お店は閉まっているものの、少しでも気分を盛り上げましょう、とビジネス・オーナーの団体がスポンサーとなって。
クリスマスに向けて、どの程度制限が緩められるのか。今後のロードマップについては、来週政府から発表があるようです。
以下、ここ1~2日の新型コロナ関連のニュースで目についたこと。自分の覚えのためにも箇条書きで記しておきます。
・北アイルランドはアイルランド共和国に比べて人口が3分の一ほどなのに、日々の新規感染者数は未だ、アイルランド共和国より多いか、同じくらい。実効再生産数も0.7まで落ちたのに、また1.0に上がったそう。
ところが明日からカフェや美容院が5週間ぶりにオープン、レストランやパブも1週間後にオープン予定。北アイルランドの国境沿いのドネゴール東部は、アイルランド国内のほかの地域に比べて感染をあまり抑え込むことが出来ていないとのことで懸念されています…。
・寒くなってきたので、喚起のために窓を開けた状態で授業を続けるのが難しいと学校関係者から声が上がり始めました。
換気システムを導入するか、暖房を強化するかどちらかの対策を講じない限り、新型コロナ禍で冬場に学校を開け続けるのは限界が…。
・今日からダブリン空港にPCRまたはランプ方式によるドライブスルーの有料検査場がオープン。料金は129~199ユーロ、事前予約制。近日中に空港内にもう一か所ウォークインの有料検査場がオープンするので(こちらはPCRのみ、99ユーロ)、すでにオープンしているカールトン・ホテルのものを含め、有料検査が出来る場所は3か所となります。
現状では、EUの「信号」が赤の地域からアイルランドに入国すると2週間の行動制限が要求されますが、今月末から入国5日以降に陰性結果を得ればそれ以上の行動制限は必要なくなります。クリスマスの帰郷に、陰性証明の提示が必要な国への入国に、今後多いに活用されそう。
詳細はこちら(英語)→
Two COVID-19 Testing Facilities Are To Open At Dublin Airportカールトンホテル(英語)
Carlton Hotel Dublin Airport / COVID 19 TEST DUBLIN AIRPORT日本も新規感染者が増えているようで心配ですが、お互い気を付けて元気で過ごしましょう!
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