季節の変わり目を感じる今日この頃。ひと雨ごとに秋が深まり、空気にピリリとしたものが混じるようになってきました。
昨晩は友人ディヴィッド&クリスティーンの家へ。パスタをつくって一緒に食べよう、との誘いにありがたくおじゃますると、暖炉を赤々と焚いて待っていてくれました。

ディヴィッド自慢のストーヴ式の暖炉。おいしいパスタ、近所のベイカリーのケーキ、そしてワイン片手に楽しいひととき♪
アイルランドでは、いかに上手に暖炉が焚けるか、庭の草刈りが出来るか、で、オトコの技量が決まる!…といったら大袈裟かもしれませんが(笑)、○○君は暖炉を焚く名人だよね、とか、△△君ちの庭はいつもきちんと草が刈られてるよね、といったことが称賛されます。
女の子の中にも上手な人がいて、暖炉も庭も持っておらずどちらも上手に出来ない私は、だただカッコいい~と憧れるばかり。
食事とおしゃべりのあと、そろそろハロウィーンも近いことだし、ホラー映画を見よう!ということになり、『ダーク・ウォーター(Dark Water)』を見ました。黒木瞳さん主演の2002年の日本映画『仄暗い水の底から』です。『リング』と同じ監督の作。
思いがけず奥深く良い作品でしたが、雨漏りしがちな私の家では臨場感ありすぎて見られないなあ。(笑)
帰り道、南東の空に火星が大きく輝いていました。火星は今、地球に大接近していて、次に近づくのは15年後だそう。
昔、「宝石箱」というカップアイスがあったの覚えてますか?ピンクレディーがコマーシャルしてた。子どもには高級だったのかあまり買ってもらえず、ねだってやっと買ってもらっても普段食べているものよりカップが大きいので食べきれず、ほら、だから小さいのにすれば良かったのに…って言われちゃうアイス(笑)。
オレンジ色にきらめく火星は、「宝石箱」の蓋に描かれていたキラリ輝く宝石そのものでした!(…って、発想がなんとも昭和・笑)
赤く燃える暖炉と、夜空にキラリ輝く火星。なんだか「火」のエネルギーをたっぷりもらった気分。
今のところ、レベル3の制限下で「いち世帯から6人まで」は他家への訪問が出来ますが、今後さらに制限が引き上げられることになれば、外でしか人と会えなくなります。引き続き感染拡大が続く中、その可能性は十分にある…。
暖炉を囲んで友と団らん…なんてこともなくなると、これからの季節にはちょっと厳しいですね…。

我が家の前にて。写真に撮ると外灯が明るすぎてそちらの方が宝石みたいですが。写真上部に斜めに映りこんだ電線の上にぽちりと光っているのが火星。肉眼ではもっと大きく、オレンジ色に見えました
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コメント
松井ゆみ子
いい炎をつくるって、プリミティブな喜びですよね。ゆみこ
2020/10/12 URL 編集
naokoguide
暖炉を上手に焚けるって憧れますよね。(って、そんな人は少ないかも、だけど・笑)
アウトドアと火を焚くのはあまり関係ないと思いますが(普通外では火は焚きません・笑)、私も海沿いで家を借りていたときにひとりで暖炉を焚けるようになりました。泥炭だけじゃなくて石炭をちょっぴり入れるとより温かい、といったワザも。
火を見ているとエネルギーもらえますよね。
2020/10/12 URL 編集