ダブリンの新規感染者の急増で、明日からダブリン在住者の県外移動が制限されるとメディアが報じています。
本日中に政府から正式なアナウンスがあるようですが、ローカル・ロックダウンだけでなく、政府の緊急公衆衛生チーム(NPHET)はレストランやカフェの店内飲食を制限するようアドバイスしていることのこと。
ダブリンは再び厳しい制限下に入るかもしれず、後ほど政府から正式発表があることでしょう…。
感染者が急増している現状とは裏腹に、一部国・地域への海外ホリデーが緩和されたようです。現政権になってから政府のメッセージがどうも分かりにくいのですが、これまでは海外ホリデーは全面自粛、たとえ「グリーンリスト」(入国後2週間の自主隔離が免除される国・地域のリスト)の国・地域でも不要不急の渡航は避けるように、ということでした。(過去ブログ参照→
渡航緩和15か国の「グリーンリスト」発表、でもグリーンライト(青信号)ではない?)
数日前にTVの報道番組に出演したレオ・ヴァラッカー副首相が、「グリーンリスト」の国へのホリデーはOKです、政府のメッセージは変更になりました、と発言するのを見て、そうだったのか、と知りました。来月半ばにEUの国際ルールに足並みをそろえるまでは、「グリーンリスト」を毎週アップデイトするとのことです。
昨日、9月21日(月)からの「グリーンリスト」が発表されたのですが、いくつかの国が入れ替わり、これまでの10か国から7か国に減少。エストニア、ギリシャ、グリーンランド、ハンガリー、イタリア、ノルウェー、スロバキアが消え、あらたに加わった数か国を含めた以下7か国に自由に行けることになります。
キプロス、フィンランド、ドイツ、アイスランド、ラトヴィア、リトアニア、ポーランド
「グリーンリスト」の国・地域は、過去2週間の10万人当たりの感染者平均が25人以下であることが条件。
現在アイルランドの数値はそれよりずっと多く、行くことは出来ても、入国時には各国が定める条件が付く場合がほとんど。陰性証明書を提出するとか、入国後一定期間の自主隔離が必要だとか。
リスト内でその必要がないのはドイツ、ポーランドのみのようですから、実質的には「自由に」ホリデーに行けるのはその2か国ということになるでしょうか。
詳細はこちら(英語)を参照→
Seven countries removed from updated Green List, Poland and Germany added(RTE News)今日は出かけるところがあるのですが、ロックダウン発動前に県境を越えられるよう準備万端です!

車に荷物を積んでいたらいつの間にか我が家に入りこんでいた臨家のネコ。最近毎日のようにやってきて、気づくと足元にいたり、ベッドに寝ていたり。別宅と思ってるのかも…笑
【9/23追記】ドイツがダブリンを「危険地域」としたため、ダブリンからドイツに入国する人には空港で検査が要求され、検査結果が出るまで隔離されます。
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